テレワークが広がり、都心にあるオフィスの近くに居住する必要性がなくなったと感じている人も増えているようです。

オフィスに毎日出社する必要がないのであれば、生まれ育った街で暮らしたい、何度も旅行に行っているあの街で暮らしたいなど、地方で暮らすことを希望している人もいらっしゃるでしょう。

第103回のコラムでは、地方の銀行が、移住者向けに、優遇した住宅ローン商品を販売しているので、その内容をお伝えしました。前回は、東日本地域にある3行(北洋銀行、山梨中央銀行、常陽銀行)をお伝えしたので、今回は、西日本地域にある地方の銀行の移住者向け住宅ローン等をお伝えいたします。これから地方に移住することを検討されている人の参考になれば幸いです。

  • 地方移住サポートを活用しよう【5】 地方銀行の住宅ローン商品その2

    地方移住サポートを活用しよう【5】 地方銀行の住宅ローン商品その2

【地方銀行の「移住者向け住宅ローン」を活用してみては?】

【1】福岡銀行「地域限定住宅ローン特別金利」

移住者向けの住宅ローン商品であり、古家解体費用、住み替え費用としての利用も可能です。ただし、下記の対象地域に移住する場合に限ります。

  • 福岡銀行「地域限定住宅ローン特別金利」

※優遇内容:2022年4月1日現在
※変動金利型には適用されない。
※八大疾病保障付住宅ローンの場合は、別途金利上乗せがある。
※融資金利は毎月見直しが行われる。
※オール電化住宅ローン、長期優良住宅ローン等の金利優遇との併用はできない。

福岡銀行 地域限定住宅ローンの取扱い

【2】四国銀行「高知県移住者ローン優遇制度」

高知県へ移住する人に対して住宅ローンのみならず、マイカーや教育、リフォーム等、目的に合わせた各種ローンに対して金利優遇がある制度です。下表は、住宅ローンの「ツインプラン」の場合です。

  • 四国銀行「高知県移住者ローン優遇制度」

※優遇内容:2022年4月1日現在
※がん保障特約付住宅ローン、3大疾病保障特約付住宅ローンを利用する場合は、上記金利より0.2%上乗せとなる。

高知県移住者ローン優遇制度

まとめ

第103回、第104回と地方銀行の「移住者対象の住宅ローン」を紹介してきましたが、各銀行によって借入れ上限額も異なります。中古物件を購入またはリフォームする場合は、借入期間が、新築住宅と比べて短い商品もあるので、注意が必要です。また、疾病保障付きの住宅ローンを利用する場合は、優遇された金利に上乗せされることが多いです。

すでに民間の保険会社で生命保険、医療保険、所得補償保険等の保険に加入されている場合、さらに住宅ローンに「疾病保障」を付ける必要があるのか、加入されている保険の保険証券の内容と疾病保障付きの住宅ローンの保障内容を見比べて、検討したほうがよいでしょう。