生き物が暮らしやすい環境を整えると、池にはどのような変化が起きるのでしょう か。
生き物の観察・保護・外来種問題などを発信するマーシーさんが運営するYouTubeチャンネル「マーシーの獲ったり狩ったり」では、絶滅危惧種のナミゲンゴロウを探し求める動画が投稿されました。
1年前に訪れた福島県のため池に再びやってきたマーシーさん。ここは、草刈りをするなど環境整備をした影響で日の光が入るようになり、“どんより”した雰囲気はなく、明るい池になっていました。
さっそく池の中にどのような生物が生息しているのかを調査すると、ドジョウやヒメゲンゴロウなど、さまざまな生き物を発見。
中には、準絶滅危惧のアカハライモリ、クロゲンゴロウ、トウキョウダルマガエルの姿も。マーシーさんは「いろんな生き物が自分の作った環境に来てくれるって、本当に嬉しいですね」と喜びを口にします。
しかし、お目当てのナミゲンゴロウは見つからず……。翌日、研究者や学生と一緒に調 査することに。イカやエビなどの餌を入れたネットを設置して、ゲンゴロウを捕獲す る作戦です。
すると……
なんと、すぐにゲンゴロウがヒット!! 念願のナミゲンゴロウの捕獲に成功しました 。
その後も次々とゲンゴロウが姿を見せます。大量のゲンゴロウが現れた理由につい て、ゲンゴロウに精通している参加者の一人が「ゲンゴロウは一箇所にずっといるわ けではなく、夏の間ろんなところで移動して繁殖しています。その後、秋に向けて水 が残ってるところに集まってくるんです」「ここは1年中、水があって良い環境なので 、だんだん周りの個体が集まってくるんです」と説明していました。
最終的にはミズカマキリやイモリなども大量に捕獲したそうですが、ナミゲンゴロ ウも20匹ほど捕まえられたそうです。
マーシーさんは、自身が整備した池に多種多様な生物がやってきてくれたことにつ いて、「僕たち人間が環境を壊すこともあるけど、生き物の環境を作れることも、ぜ ひ覚えていもらえればと思います」と語り、「本当に素晴らしい採集でございました 」と喜びを口にしました。
ちなみに、捕まえたゲンゴロウなどはリリース。また来年、訪れた際に再会できることを願いつつ、生物たちに別れを告げました。
絶滅危惧種が続々と現れた今回の動画。コメント欄には「環境が回復して貴重なゲンゴロウやイモリがいてくれるのは嬉しいですね!」「生物を保全するためには、その生物を放流するよりも生息に適した環境を整備するほうが重要なのがよく分かる」など、さまざまな声が寄せられていました。








