小学生の頃、夢中になって観ていたドラマが、将来の仕事につながるとは――。福山雅治が主演を務めた作品との出会いをきっかけに人生が変わったリスナーがいる。

10月31日に放送されたTOKYO FMのラジオ番組『福山雅治 福のラジオ』(毎週土曜14:00~14:55)では、作品が人生に与えた影響をつづったメッセージが紹介され、福山が喜びを交えながら反応した。

  • 福山雅治

    福山雅治

小学生の頃に出会った『ガリレオ』が人生の転機に

この日の番組では、東野圭吾氏による「ガリレオ」シリーズの新作発売を記念して行われた企画「あなたとガリレオの記憶リレー」に寄せられたメッセージを紹介。福山が選ぶ「福山雅治賞」の受賞者3人が発表された。

そのなかの一人のリスナーが、自身の人生に最も影響を与えた作品として挙げたのが、テレビドラマ『ガリレオ』だった。

「私のガリレオとの出会いはテレビドラマで知った15年以上前、小学生の時」

当時はまだ小学生だったが、作品の世界に強く引き込まれたという。その理由について、音楽や登場人物の魅力に加え、難解な事件に科学で挑むというストーリーだったと振り返った。

物理学者・湯川学が科学の知識を使って不可解な事件に挑む物語。投稿者にとって、それは単なる娯楽ではなく、未知の分野に興味を持つ入り口になっていた。

大学院で物理を学び、この春選んだ仕事

『ガリレオ』を観たことをきっかけに、物理への関心を深めていった投稿者。その興味は成長しても薄れることなく、進路にも大きく影響した。

「そこから物理に興味を持ち、大学院で物理を修め、この春一般企業の研究職に就職しました」

小学生の頃、テレビ画面の向こうに広がっていた科学の世界。それに魅了された子どもが、大学院で専門的に物理を学び、研究職として社会に出ることになったのだ。投稿者は、その歩みを振り返り、「紛れもなく私の人生に最も影響を与えた作品です」とつづった。

さらに、ドラマとの出会いは福山自身との出会いでもあったという。福山は、投稿者にとって唯一ライブに通い続けているアーティスト。俳優としてだけでなく、音楽活動も人生に大きな影響を与えていると明かした。

福山雅治「僕だけでも大丈夫です」

自身の出演作をきっかけに、物理の道を志し、研究職に就いたという報告を受けた福山。続いて、ライブに通うアーティストも福山だけだと明かされると、思わず反応した。

「いやいや、音楽はね、いろんな音楽ありますから。もっともっと他の音楽行ってほしいと思いますけど」

さまざまな音楽に触れてほしいと勧めながらも、すぐに「僕だけでも大丈夫です。なぜなら、僕の音楽にもいろんな音楽がありますから」と付け加えた。さらに、ライブに行くためにはチケットを取ったり、予定を調整したりと時間もかかることに言及。

「ライブは僕だけでも大丈夫」

冗談交じりにそう繰り返しながら、投稿者の熱心な応援を喜んでいた。

15年以上前に観た一本のドラマが、物理への興味を生み、進学先や就職先の選択につながった。投稿者の報告は、作品が人の人生に長く影響を与え続けることを感じさせるものだった。

【編集部MEMO】
『福山雅治 福のラジオ』は、福山雅治がパーソナリティを務め、TOKYO FMをキーステーションにJFN全国38局ネットで放送されているラジオ番組。リスナーからの身近な出来事や福山への質問に加え、恋愛相談も紹介している。