「思えば、2023年の第1シーズン、ジャミーンのパンの重さを乃木さんが言い当てた時から、このベキの伏線は張られていたんですよね」――TBS系日曜劇場『VIVANT』(毎週日曜21:00~)の飯田和孝プロデューサーが、25日放送の第22話で判明したノゴーン・ベキ(役所広司)生存の伏線を明かした。さらに、残り2話にも“緘口令クラス”の展開が控えていることを予告している。
「ジャミーンのパンの重さ」を乃木が言い当てた時から伏線
第22話では、第1シーズン最終回で乃木憂助(堺雅人)の銃弾に倒れたベキが、実は生存していたことが判明。現在は島根県・奥出雲で、バトラカ(林泰文)、ピヨ(吉原光夫)とともに暮らしていることが明かされた。
飯田プロデューサーは第22話について「やはりシリーズ最大の考察ポイントであり、希望でもあった『ノゴーン・ベキ生存』、これがクライマックスではないかと思います」と語る。
さらに、ベキの生存について「スタッフも、もしかしたらキャストの皆さまの方が、口を閉ざさなければいけないこの3年間、とてもキツかったのではないでしょうか。やっと言うことができます(笑)」と、長年にわたり秘密を守ってきた制作陣と出演者の心境を思いやった。
そして、伏線が張られた時期について「思えば、2023年の第1シーズン、ジャミーンのパンの重さを乃木さんが言い当てた時から、このベキの伏線は張られていたんですよね」と説明。「そう考えると3年越しに、ストーリーが一つの線になった瞬間ではないでしょうか? 改めてその様に捉えていただくと、もう一つの楽しみ方ができるかと思います」と、過去の描写を振り返って楽しむことを勧めた。
「緘口令クラスのネタはまだまだ出てきます」
ベキの生存が判明したことで、大きな謎の一つが解き明かされた『VIVANT』。しかし、物語はまだ終わらない。
飯田プロデューサーは「ノゴーン・ベキとのストーリーはここからが本番になりますので、ぜひ残り2回を期待していただければと思います」とコメント。さらに、「ちなみに、後2回、緘口令クラスのネタはまだまだ出てきますので、その辺もVIVANTらしさということで、楽しんでいただければ嬉しいです」と、最終回まで驚きの展開が続くことを示唆した。
残り2話に向けて、スタッフは視聴者に最高にワクワクできる時間を届けようと作業を続けているといい、「あと2回、最後にこのVIVANTを完成させるのは、紛れもなく視聴者の皆様です」と呼びかけている。
ドラムが撃たれ、ジャミーンにも危機迫る
第22話では、ゴルバド共和国から別班員たちが脱出する一方、現地に残ったドラム(富栄ドラム)が、乃木と瓜二つの顔を持つリュウ・ミンシュエン(堺/三役)に撃たれる事態が発生。チンギス(Barslkhagva Batbold)らの協力によって一命を取り留めたドラムは、核融合研究者エリシャ・ママドフの娘プリシャをめぐる情報を乃木に伝えた。
その過程で、謎を解く鍵を握る人物として浮かび上がったのが、乃木と暮らす少女ジャミーン(本間さえ)。彼女の過去を知る人物としてベキの名前が挙がったことから、死んだはずのベキが生きているという事実が明らかになった。
一方、日本では、乃木たちへの報復を狙うハン・リンシン(宮下今日子)が、ジャミーンと柚木薫(二階堂ふみ)に迫る。乃木とノコル(二宮和也)、チンギスが帰国して2人の救出に動く中、物語は緊迫した場面で幕を閉じた。
きょう1日放送の第23話では、ベキの過去に隠された真実やジャミーンをめぐる謎が、さらなる展開を迎えることになる。
【編集部MEMO】
飯田和孝
埼玉県熊谷市出身。TBSテレビのドラマプロデューサー。主なプロデュース作品に『義母と娘のブルース』『ドラゴン桜』『マイファミリー』『VIVANT』『アンチヒーロー』『御上先生』など。2023年放送の『VIVANT』第1シーズンに続き、2026年の第2シーズンでもプロデューサーを務める。
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