真空ジェシカ・ガク初の著書となるエッセイ『饅頭以外ぜんぶこわい』(新潮社 1,760円)の刊行記念記者発表会が28日に都内で開催された。
ガク、初エッセイ執筆の苦労を明かす
自身初の著書となる『饅頭以外ぜんぶこわい』の出版が決まった時の心境を聞かれ、ガクは「売れるわけないだろ。ガクが本を書いて、誰が読むんだ? と思いました」と回答。「書けないし、エッチな文章しか書いたことがなかったので、エッチになっちゃうけどいいの? って思いました」と振り返り、「少しエッチになってしまいました。申し訳ない」と話した。
文章を書くことは「得意ではない」といい、「すごくつらい日々を過ごしました」とポツリ。「『書いていったら次第に慣れていくよ』って言われながら書いたんですけど、最後まで慣れないまま終わりました。慣れません」と語った。
また、締切との向き合い方について「締切2日後ぐらいにめっちゃ書きます」と説明し、締め切りをどのくらい守れたかという質問には「1回だけ守れてたらしいです」と回答。「しかも、この書き下ろしの、そんなに期限が決まってないやつだけ締め切りを守れて、ほかは全部破ってしまいました。申し訳ございませんでした」と謝罪し、「どれが本当の締め切りなのかというのを考えながら、本当に怒られない締め切りはどれだというのを見極めながら戦いました」と振り返った。
ガク、エッセイの執筆を通して気づいた自身の性質とは
連載中に苦労したことについて、ガクは「『夏が怖い』みたいなのを書いたんですよ、多分」と切り出し、「『夏が怖い』っていうのを書いた後に、これはいけると思って。春夏秋冬これで全部いけるじゃんと思って、その後『秋が怖い』みたいなのを書こうと思ったら、『そんな楽をするのはやめろ』って言って丸々ボツになってしまって(笑)」と告白。「楽はできなかったですね。それはとても厳しい戦いでした」と嘆いた。
一方、エッセイを書いたことで得られたこともあったそうで、仲の良い芸人の吉住や、本の書評を寄せた今泉力哉監督について言及。「ネタを書いてたりとか、何かをクリエイトしている人たちと同じ目線で、『締切が怖い』とか、そういう話をできるっていうプラスなことはありました」と話し、「クリエイターと共感できるものが生まれたっていうのはうれしかったです」と語った。
また、執筆を通して新たに気づいた自身の性質や、お笑いの活動に反映されたことはあったかを聞かれると、「お笑いには生きていません!」と断言する。テレビで話していたエピソードを改めて丁寧に文章にしたため「その話はもう封印みたいな気持ちで書いた部分はあります。書いちゃったからもうテレビでこの話はしないという気持ちで書きました」と話したのち、「最初はなんて質問でしたっけ?」と確認。
これに司会者が「改めて気づいたご自分の新しい性質はありますか?」と再び質問を伝えると、ガクは「お弁当を食べる時とかに、いろんなおかずがあるやつとかだと、いっぺんに食べれないとか。そういうのってあるし、いろんなところでもそうだなと思って」と説明。
その上で、司会者から一度に複数の質問を受けたことに触れ、「今もだから、その2つの質問をいっぺんにするのやめてほしい」と伝え、「こういうのが苦手なんだっていうのは気づきました。1個ずつ質問してください」と求め、記者たちを笑わせた。
ガク、相方・川北茂澄を「怖い」と感じる?
相方の川北茂澄から著書について反応があったかと聞かれたガクは、「川北からはまだ反応はないです」「今後に期待したいところ」と回答。川北は読んでくれそうかという質問には、「読んでほしいですね。機会があれば、お手すきの際にといった感じですね」と話した。
また、エッセイの内容にちなみ、川北を怖いと思うことがあるかと聞かれると、「突然、変なことしてくるっていうのは怖いんで、ゾッとする瞬間は収録とかしてるといっぱいありますけど」と話し、「でも川北としか芸人をやってきてないので、僕はそれしか知らないんで。1回、1年ぐらいほかの人と一緒に活動した後、川北に戻ってきたら、多分一緒にやれないんだろうな、こんなの無理だって思うんだろうなと思って。途切れないことが大事かもしれない」と語った。
ガクからメッセージ
最後にメッセージを求められ、ガクは「言いたくてもあんまり言えないネガティブなこととか、たくさんあると思うんで、そういうのもいっぱい書いてる」と説明し、「これを読んで、こういう部分あるとか、このガクの方が全然やばいだろうとか思いながら、ぜひ読んでほしいなと思います」と呼びかける。
そして、「これは別に言ってもいいんだ、みたいなことはあると思うので、そういうのはどんどん言っていってほしいなと思います」とメッセージを送った。











