星野リゾートが展開する「星のや竹富島」(沖縄県八重山郡)は11月1日から、「ぐっすりにーぶい滞在」をリニューアルし提供する。

  • ぐっすりにーぶい滞在

    ぐっすりにーぶい滞在

心地よい眠りへとつなげる2泊3日のスリープツーリズム

竹富島は日本初の「星空保護区」に認定されており、強い光を放つ外灯がない夜の環境や、「にーぶい草(眠り草)」と呼ばれるクワンソウなど、心地よい眠りへと誘う条件が揃っている。同施設では、日常の忙しさで乱れがちな生活リズムを整えてほしいという思いから、2019年より「ぐっすりにーぶい滞在」を提供してきた。現代における睡眠課題が多様化する中、より本質的なスリープツーリズムへ進化させるべく、スタイリスト・大草直子氏と睡眠研究家・西川ユカコ氏を迎えたコラボレーションが実現。両氏が開発したどんな動きにも細やかについてくる素材と美しいデザインを兼ね備えたパジャマと、西川氏と開発した滞在スケジュールを融合させることで、滞在全体を通して心地よい眠りにつなげるプログラムへとリニューアルした。島の自然や文化に触れながら自分らしく過ごし、心や身体が解放される、眠りの旅を提案する。

期間は2026年11月1日~2027年5月31日の2泊3日。料金は80,000円(税・サービス料込、宿泊料金、スケジュール例内のスパは別料金)で、オリジナルパジャマ、にーぶい指南書、1日目夕食、2日目朝食、織りあそび、ハーブティーセットが含まれる。定員は1日1組(1名から予約可能、3名まで)。公式サイトにて14日前まで予約を受け付ける。

  • (左)大草直子氏/(右)西川ユカコ氏

    (左)大草直子氏/(右)西川ユカコ氏

「眠ることに貪欲な私。帰宅してすぐに部屋着を着て、就寝前、パジャマにもう一度着替えるのは、長らくの習慣です。スウェットで寝ている友人には、熱く"パジャマの重要性"を語っていましたが、今回、いよいよ自分で作ってしまいました。新卒で就職した『ヴァンテーヌ』の同僚でもある、睡眠研究家の西川さんとタッグを組み、ご縁があったタキヒヨーさんに素材集めをお願いして完成した1枚。袖を通した人が、子供のように"すやすや"眠れるように、願っています。」(大草直子氏)

「仕事のストレスで体を壊して、自分で治すために本気で睡眠について学んできました。パジャマについても日本、アメリカやヨーロッパのものなど今まで50種類以上を試しましたが、"究極の快眠パジャマ"が見つからず。『ない』なら作るべし! と、このたび大草さんと一緒に理想のパジャマを開発。声を大にして言いたいのは『快眠』は、自分で作れます。そしてこのプランがきっかけとなり、"すやすや仲間"が増えたらそれ以上に嬉しいことはありません。」(西川ユカコ氏)

「ぐっすりにーぶい滞在」の快眠ポイント

竹富島の自然に囲まれた同施設は、快眠において良い環境が整っている。通常の旅は視覚と味覚がメインになるが、敷地内で過ごすだけで触覚、嗅覚、聴覚にも自然にアプローチすることができ、睡眠ホルモン「メラトニン」の材料になるオキシトシンやセロトニンの分泌を増やすなど、快眠に導く要素がたくさんある。

たとえば、肌に触れる島特有の穏やかな微風と、植物が材料の民具など肌に触れて気持ちのいい自然の素材。敷地内に自生する薬草「命草」や季節によって咲く花々の香り、磯の香りなどの自然の香り。風にそよぐガジュマルなどの葉の音や、季節ごと変わる野鳥のさえずり、開けた窓の外から聴こえる虫の音、夕暮れ時にラウンジから聞こえる三線の音色。

今回の滞在ではこの環境で五感を使いながら過ごし、さらに3つの快眠アプローチを取り入れることで、より深いレベルでの快眠を目指す。

どんな動きも遮ることなく細やかに体に馴染む、パジャマで眠る

  • (左)1日の終わりにパジャマを着用し、ぐっすりと眠る/(右)大草氏と西川氏が開発した「すやすやパジャマ」

    (左)1日の終わりにパジャマを着用し、ぐっすりと眠る/(右)大草氏と西川氏が開発した「すやすやパジャマ」

大草氏と西川氏が共同開発した「すやすやパジャマ」を着用して就寝する。どんな動きにも細やかについてくる素材とデザインで、纏っていることを忘れるような自由さを実現。また高い吸湿性と速乾性を持つため、日中に体を動かす機会が多く、特に汗をかきやすい旅行先でも快適に眠ることができる。着用後は持ち帰り、この滞在を通して学んだ快眠のポイントと共に、自宅でも快適な眠りを追求することができる。

五感を使って島の暮らしを愉しみ、眠りに繋げる

  • (左)開放的な窓を持つ客室で寛ぐバスタイム/(右)竹富島に伝わる足踏み式織り機で行う「織りあそび」

    (左)開放的な窓を持つ客室で寛ぐバスタイム/(右)竹富島に伝わる足踏み式織り機で行う「織りあそび」

滞在中は島文化を愉しみながら、快眠に繋げる。日中は島で実際に使われていた織り機で栞を織る。糸を編み込む反復の動きは、一定のリズム運動でセロトニンが分泌され、心地よい眠りに繋がる。また、夜は就寝の2時間前に施設内の畑で栽培している薬草「命草(ぬちぐさ)」のハーブバスで身体を温めたり、眠り草と呼ばれる「クワンソウ」をハーブティーとして味わったり、適切なタイミングで深部体温を調整し、眠りにアプローチする。

島の暮らしで大切にされてきた食文化を味わい、眠りに誘われる

  • (左)クワンソウなどのハーブをたっぷりと堪能する「命草薫るにーぶい鍋」/(右)沖縄で眠り草とも呼ばれる「クワンソウ」

    (左)クワンソウなどのハーブをたっぷりと堪能する「命草薫るにーぶい鍋」/(右)沖縄で眠り草とも呼ばれる「クワンソウ」

夕食「命草薫るにーぶい鍋」では、クワンソウをはじめとする島のハーブや島豆腐を好みで組み合わせて味わう。豆腐や加熱野菜は消化の負担がかかりにくく、睡眠前の食事として最適。

  • 豆腐に含まれるトリプトファンで眠りに繋げる「ゆし豆腐粥朝食」

    豆腐に含まれるトリプトファンで眠りに繋げる「ゆし豆腐粥朝食」

また翌朝は、睡眠を促すメラトニンを生成するトリプトファンを多く含む「ゆし豆腐粥朝食」で、心地よい目覚めを促すとともに、朝から夜の入眠に向けた体内リズムを整える。