miraiiは10月16日、「子どもの成長と、家計・資産形成の見直しタイミング」に関する実態調査の結果を発表した。調査は9月19日~22日、小学生の子どもを持つ保護者 340名を対象にWEBアンケート方式にて行われた。

  • 家計を見直すきっかけ

    家計を見直すきっかけ

調査によると、子どもの成長に伴い「家計や将来のお金を以前より考えるようになった」という保護者は96.2%。具体的には、「入園・入学」(33.2%)や「習い事を始めた・増やした」(29.4%)タイミングで見直す人が多いよう。

  • 家計を考える社会・経済環境の変化

    家計を考える社会・経済環境の変化

次に、最近の社会・経済環境の変化のうち、家庭のお金や将来について考えるきっかけになっているものを聞いたところ、最も多かったのは「物価の上昇」で断トツに多い73.5%。次いで「NISAなど資産形成制度への関心」(44.1%)、「食品・日用品の値上がり」(36.5%)、「住宅ローン金利など金利の変化」(28.8%)が上位に。

また、子どもの成長や社会環境の変化に合わせて、「家計・資金計画を定期的に見直す必要がある」と回答した人の割合は98.2%にのぼったが、実際にどの程度見直しているか聞いたところ、「半年に1回以上」(10.3%)や「1年に1回程度」(19.4%)を合わせた“年1回以上”見直している家庭は29.7%にとどまり、およそ7割が定期的な見直しができていないことが分かった。

  • 子どもの将来に向けて、どのような方法でお金を準備しているか

    子どもの将来に向けて、どのような方法でお金を準備しているか

次に、子どもの教育費や家庭の将来に向けて、現在どのような方法でお金を準備しているか聞いたところ、「普通預金・定期預金などで貯蓄している」(55.6%)や「NISAを利用している」(53.8%)が上位となり、次いで「学資保険を利用している」(34.4%)、「投資信託・株式などで資産形成している」(29.7%)、「その他の保険商品を利用している」(24.7%)、「iDeCoを利用している」(20.6%)と続き、「特に準備していない」という人は6.2%だった。

また、NISAや投資信託による資産形成について、子どもの成長や家計、社会環境の変化に合わせて運用内容や金額を見直しているか聞いたところ、49.7%が「見直している(必要を感じたとき+定期的に)」と回答した一方で、「ほとんど見直していない」が17.4%、「見直した方がよいと思うが、何を変えればよいか分からない」が13.2%と、運用内容まで定期的に見直すことには課題があるよう。

見直すうえで感じる難しさについて聞くと、「何から見直せばよいか分からない」(30.6%)、「NISAなど資産形成の知識に自信がない」(25.3%)、「家計全体を整理する時間がない」(24.1%)が上位にあがり、知識不足だけでなく、「何から始めればよいのか」「どこまで見直せばよいのか」といった、家計・資産形成の“見直し方”そのものが、多くの家庭にとってハードルになっていることが分かった。