日用品の買い物メモから、心を動かされた言葉まで。スマートフォンのメモ帳には、その人が日々何を考え、何を大切にしているのかが表れることがある。9日配信のTBS Podcast『木村昴のケバブ箸で食う』では、木村昴が自身のスマホに保存しているメモを紹介。その中に、お笑いコンビ・オードリーの若林正恭の印象的な言葉が残されていた。

  • 若林正恭

    若林正恭

買い物メモの次にあった「最近くらった言葉」

番組では、リスナーにスマートフォンへメモした内容を募集することになり、木村も自身のメモ帳を確認した。まず紹介したのは、「買うもの(やること)」というタイトルのメモ。そこには「ウェッティ」と、日用品の買い物に関する言葉が記されていた。

ところが、その次に見つけたのは少し毛色の違うメモだった。タイトルは「最近くらった言葉」。日常の買い物を忘れないための記録とは別に、木村は心に響いた言葉もスマホへ書き留めていたという。

若林正恭の言葉「時代が車で芸が雨」

木村が紹介したのは、オードリー・若林正恭の言葉だった。

「時代が車で芸が雨」

一見すると不思議な組み合わせだが、その意味を木村は次のように説明した。

車で走っていて雨に当たったとき、それは車の上に雨が降ってきたのではなく、もともと雨が降っていた場所に車が入っただけのこと。

これを芸と時代の関係に置き換えると、一つの場所で雨のように芸を降らせ続けていれば、いつか時代という車がそこへやって来る。一方、車に当てようとして雨を降らせる場所を変えても、必ずしも車と出会えるわけではない、という考え方だ。

流行を追いかけるのではなく、自分の芸を磨き続けること。その姿勢を雨と車に例えた言葉が、木村の心に残っていた。

心を動かされた言葉を、スマホの中に

木村は、日常的な用事を書き留める一方で、こうした心に響いた言葉もメモに残しているという。買い忘れを防ぐための短いメモと、忘れたくない芸人の言葉。何気なく開いたスマートフォンの中から、木村が大切にしている価値観の一端が垣間見えた。

【編集部MEMO】
『木村昴のケバブ箸で食う』は、毎週金曜20時頃に更新しているポッドキャスト番組。公式サイトによると、「ケバブを箸で食う」という“異文化混合の精神”で、木村が常識や形にとらわれない自由で楽しい番組を届ける。略称は「バブ箸」。