SBI証券とシンプレクスは、両社が共同で構築した資産管理アプリ「SBI証券Plus」が、2026年度グッドデザイン賞を受賞したと発表した。シンプルで分かりやすいUI(ユーザーインターフェース)や、AIを活用した情報提供機能などが評価された。
「SBI証券Plus」は、新NISAの開始以降、投資への関心が高まる中で、投資初心者が資産状況を手軽に把握できるよう開発されたスマートフォン向けアプリ。提供開始から約5カ月で累計100万ダウンロードを達成している。
資産の一元管理やAIニュース要約などを評価
同アプリでは、国内株式、海外株式、投資信託、NISA、iDeCoなど、従来は複数のアプリで確認していた資産をまとめて管理できる。保有資産の内訳や資産推移、配当情報などを可視化し、日々の資産状況の変化を把握しやすくした。
また、AIがまとめた相場動向や最新ニュースの閲覧、気になる銘柄の動向確認などにも対応。資産管理と情報収集を一つのアプリで行える点も特徴となっている。
グッドデザイン賞の審査委員は、投資初心者に寄り添ったシンプルなUIデザインや、AIによるニュース要約・情報整理機能の実用性を評価。資産形成を無理なく継続できるよう配慮された設計に加え、利用者への普及が進んでいる点も評価につながったという。
SBI証券の専務取締役・小川裕之氏は、今回の受賞について、利用者の声をもとに改善を重ねてきたサービスづくりが評価されたとコメント。今後は「こどもNISA」などの新制度にも対応し、より生活に寄り添うアプリへと進化させていくとしている。
また、シンプレクスの執行役員・佐藤祐太氏は、利用者視点で磨き上げたユーザー体験と、テクノロジーを活用したサービス設計が評価されたとの認識を示した。
両社は今後も、資産管理や投資判断に必要な情報へのアクセス性を高めるとともに、利用者のニーズに応じた機能改善を進めていく方針だ。
