SBI証券は、SBIアセットマネジメントが11月17日に設定する「SBI・ゼロ・オールカントリー・インデックス・ファンド(愛称:ゼロカン)」を、こどもNISA専用ファンドとして取り扱うと発表した。信託報酬は0.00%で、2027年1月に開始予定の「こどもNISA」の取扱開始にあわせて提供する。

SBI証券では、2023年9月のオンラインでの国内株式売買手数料無料化を「ゼロ革命」第1弾として実施。その後、NISAにおける米国個別株式・海外ETFの売買手数料無料化、米ドル/円のリアルタイム為替手数料無料化を展開してきた。今回は、投資信託の「保有」にかかるコストである信託報酬を0.00%とし、「ゼロ革命」第4弾に位置付ける。

世界の株式に分散投資、成人後も信託報酬0.00%で保有可能

ゼロカンは、世界の株式に分散投資し、「MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス(配当込み、円換算ベース)」に連動する投資成果を目指すインデックスファンド。積立購入はこどもNISAに限定され、年間60万円、非課税保有限度額600万円の範囲で利用できる。

こどもNISAで保有している残高は、成人後に通常のNISAへ引き継がれ、信託報酬0.00%のまま継続保有できる。なお、信託報酬が0.00%となるのは、委託会社・受託会社・販売会社への運用の対価について。監査報酬や有価証券の売買に伴う売買委託手数料など、別途発生する費用がある。

通常のNISAなどで購入できる「SBIオールカントリー」も設定

同じ11月17日には、ゼロカンと同一のマザーファンドを主要投資対象とする「SBI・オールカントリー・インデックス・ファンド(愛称:SBIオールカントリー)」も設定する。

こちらはこどもNISA専用ではなく、NISAの成長投資枠・つみたて投資枠や課税口座などで購入可能。信託報酬は年率0.055%(税込)で、MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックスに連動する公募投資信託の中で業界最低水準としている。

両ファンドが投資するマザーファンドでは、株式の運用指図に関する権限の一部をステート・ストリート・グローバル・アドバイザーズに委託する。同社は40年以上にわたるインデックス運用の経験を持ち、グローバルで6.28兆米ドルの資産を運用している。SBIグループは2026年5月、同社と日本におけるインデックス投資ソリューションへのアクセス拡大を目的とした合弁会社の設立に向け、基本合意書を締結している。