――もし自分で台本を書けるとしたら、今後どんな役で再共演したいですか?
鈴木:俺、岳くんの先生役、見てみたい。岳くんって、めちゃくちゃ勉強できるし。先生主体で物語を推し進めるというよりは、岳くんが先生なら、生徒と一緒に成長していけそうだから。
俺は、授業中、校庭で体育の先生をやっていたい。声だけが聞こえるの。で、職員室で「先生、元気出してくださいよ~」とか絡んで終わり。
押田:仁は、『セトウツミ』みたいな、めっちゃどうでもよさそうなことを延々しゃべってる会話劇をやってほしい。俺は毎話最後にちょっとだけ出る、犬を散歩させてる人。
鈴木:めっちゃやりてぇ! 河川敷でずっと会話してたい(笑)
――鈴木さんはカメラが趣味ということですが、押田さんを被写体にするとしたら、どんな良さを引き出したいですか? 今回ガッツリ共演して、お互いの魅力をとことん知り尽くしているお2人だからこそ、撮れる写真があるのではないかと。
鈴木:どちらかといえば、都会よりも自然の中で撮りたいですね。岳くんがちょっと汗をかいて休憩してるところとかかな。それこそ一緒にキャンプに行って、薪割りからやってもらって。そのあと、たき火を見ながらちょっとくつろいでいる瞬間を。
――押田さんが鈴木さんを撮るなら?
押田:ローカル電車の旅とか(笑)。田舎で電車に乗ってる時って、人生のこととか、いろいろ考えるじゃないですか。そういう、物思いにふけっている時の仁の顔を撮ってみたい。目的地も決めないで、仁はどこで降りるのかなぁ……とか観察したりして。
――お互い、無防備な姿をカメラに収めたいと。
鈴木:そうですね。今回、岳くんが演じた神田とは真逆なタイプの、周りの目を一切気にせず、雑に振る舞っているところが撮りたいかも。変にカッコつけたりせず、リアリティがあるくらいのほうが魅力的だと思うから、できるだけカメラを意識させず、忘れた頃に撮るぐらいのテンポ感で、自然体な写真を撮りたいですね。
「好き」を形作った家族
――押田さんは「昭和歌謡」がお好きだそうですが、好きになったきっかけは?
押田:きっかけか……。うーん、たぶん小さい頃、おかあが車の中で昭和歌謡をよく聴いていたことかなあ。尾崎豊さんの歌とかを一緒に熱唱させられていたからかもしれないです。
鈴木:“おかあ”って呼ぶんだ!
押田:たまにね(笑)。女の人が歌っている曲とか、高いキーで歌う男の人の声も好き。最近だと、中山美穂さんやZARDさん、藤本美貴さんの曲をよく聴いてます。
――おふたりにとって、自分の「好き」を形作ったものは、何だと思いますか?
鈴木:やっぱり家族の影響は大きいですね。好奇心旺盛だから何でもやってみたいっていうのはあるかな。うちの家族、めちゃくちゃ仲がいいんですよ。とはいえ、「絶対毎月集まる」みたいな決まり事が苦手なタイプで。各々集まっては好き勝手なことをやっている。家族というより親友みたいなノリで生きている一家なんで(笑)
押田:え~っ! それはすっごい仲良しだわ。
――押田さんも、家族の影響が大きいですか?
押田:僕も完全に家族ですね。なかでも親父の影響がめちゃくちゃ大きいと思います。とはいえ、もともと「俺は絶対に親父と同じ人生は送らない」みたいな頑なさがあるんです。だからこそ勉強も誰よりも頑張ったし、芸能界に入ったのもそう。でも、いざこうして自分が社会に出ると、「やっぱり親父ってすげえんだな」と思うようになりました。どんどん親父に似てくるんですよ。趣味も、全部親父の後追いですね。
<鈴木仁>
ヘアメイク:鈴木かれん
スタイリスト:佐々木悠介
<押田岳>
ヘアメイク:安海督曜
スタイリスト:世良啓

