REVISIOのテレビ画面注視データ「注目度」の週間番組ランキング(9月28日~10月4日)では、2週の放送休止を経て後半戦に突入したTBS系日曜劇場『VIVANT』が、個人全体、コア視聴層の双方で1位を獲得した。乃木憂助(堺雅人)が「誰一人として死なせない、全員生きて帰る」と掲げ、黒須(松坂桃李)ら別班員の奪還作戦が動き出した第19話。敵地ゴルバドと日本で同時進行する緊迫の攻防に視線が集まった。
『室井慎次 敗れざる者』若い世代も関心引きつける
この週は、秋の番組改編期にあたる。ランキングにも、レギュラー番組の枠を広げた特番や映画の放送が並んだ。
個人全体3位、コア視聴層2位と高順位に入ったのは、水曜夜のテレビ朝日『Qさま!!特別編!3時間SP!!』。昭和・平成・令和の3世代に分かれたチームが団体戦を行う名物企画だ。高橋英樹や石原良純らの昭和軍、カズレーザー率いる平成軍、乃木坂46の池田瑛紗やtimeleszの篠塚大輝ら平均年齢25歳の令和軍が、難問で競い合った。
土曜夜のフジテレビ『土曜プレミアム』では、柳葉敏郎主演の映画『室井慎次 敗れざる者』が地上波初放送され、コア視聴層6位を記録している。2024年公開の『踊る大捜査線』シリーズ2部作の第1作で、公開中のシリーズ最新作『踊る大捜査線 N.E.W.』に合わせた放送だった。
警察を辞めて静かに暮らす室井慎次(柳葉敏郎)が、ある事件を機に再び過去と向き合う本作。新城賢太郎(筧利夫)ら懐かしい顔ぶれの登場もあり、1997年のシリーズ開始時からのファンのみならず、コア視聴層の若い世代の関心も引きつけたと考えられる。
後半戦の幕開けから2つの拠点で緊迫した場面が続く
「誰一人として死なせない、全員生きて帰る」――乃木憂助がそう掲げる別班の奪還作戦が、いよいよ動き出した。2週の放送休止を経て迎えた『VIVANT』(TBS)第2シーズン後半戦の初回は、個人全体とコア視聴層の双方で1位を獲得している。
乃木の弟・ノコル(二宮和也)の協力を得て、チョッキー(オーム・タナパック)ら国籍も組織も異なる精鋭がそろった。救出対象は、シャキ城にとらわれている黒須(松坂桃李)ら別班員5人。一同はゴルバドへ渡るものの、その行く手をシンシーの刃が阻む。
シンシーの手は、日本にいる黒須の家族にも伸びていた。配送員になりすました諜報員が、家族を連れ去るため実家に押し入ろうとする。この諜報員を意表を突く早業で取り押さえたのは、別班に次ぐエリート部隊とされる“特殊作戦群”の隊員だった。演じた西垣匠は、今作にサプライズ出演している。
敵地ゴルバドでの作戦と日本での攻防が並行し、後半戦の幕開けから2つの拠点で緊迫した場面が続く。物語は、この第19話から11月8日の最終話までの6回で決着へ向かう。乃木が掲げた「全員生きて帰る」という覚悟が、ここから一つずつ試されていく。


