ヤクザ×BL×旅というこれまでにないジャンルで、昨年9月の配信直後からFODオリジナルドラマランキングで13週連続1位を記録したドラマ『あなたを殺す旅』のSeason2が8日20時からFODで独占配信される。主演はもちろん元若頭の片岡を演じる和田雅成と、元組員・小田島を演じる高橋大翔(※「高」は、正しくは「はしご高」)だ。
組を抜け、ようやく自由を手に入れ穏やかな日々を送っていた2人だったが、再び極道の世界に足を踏み入れることに――1年ぶりに“アナコロ”ワールドに戻ってきた和田と高橋が、ラブシーンやアクションシーンなど、本作ならではの撮影秘話を明かした。
艶っぽいラブシーンの裏側は「正直、格闘です(笑)」
――Season1からSeason2にかけて、おふたりの関係性や作品への向き合い方で「変わらない部分」があれば教えてください。
和田:前回から変わらないところか……。ちょっと難しいですね。変わったところはたくさんあるんですけど、でも確かに変わらないところもあるし。
高橋:僕、ありました。片岡を好きな気持ちです。
和田:あ、自分もそれを言おうと思っていたんです! 愛する気持ち。それ以外は正直、結構変わってて。確かに愛する気持ちは変わらないけど、それぞれが抱えているものは違う。お芝居のベースで言うと、1と2では僕ら2人とも全然違うものを持っていたと思います。
――6月から7月にかけて撮影があったと伺っています。クランクイン前日は、特別な気持ちになるものですか?
高橋:僕は初日に入るのが下手で、「明日だ、早く寝よう」と思うんですけど、意識すると逆に寝つけないタイプですね。
和田:僕は次の日むくまないように、食事を控えめにしたりします。無意識でも意識してるんだと思います。
高橋:でも今回は、他の作品より緊張感はいい意味で少なかったと思います。久々にみんなに会えるなという楽しみの方が大きかったです。
和田:それは本当にそうかも。
――Season2のクランクインは、どんな内容だったのですか?
和田:僕はラブシーンからクランクインしたんです。結構ハードなクランクインでしたが、それでギアを入れるしかなかったので、逆に助かった部分もあったかなと。1では、BLというジャンルを計算した上で片岡というキャラクターをあえて強めに作った部分がありました。今回は、片岡はもう1で出来上がって生きているので、そこは計算せず、それぞれのシーンで実際に感じた空気や、相手からもらう言葉に対して、何を感じて何を思って言葉を発するのか、という出たとこ勝負に近いやり方でやっていました。
――ラブシーンは、撮影現場においてはアクションシーンと似ていると聞きます。
高橋:そうですね。僕らのラブシーン、絶対おもしろいですよ。みなさんにどう見せるか、試行錯誤しながら、ワイワイしながらやっています。
和田:もちろんキャラクターの心が通い合っているのが大前提なんですけど、見ている人にとっては、もしかしたらそうあってほしくない現場かも。正直、格闘です(笑)
高橋:画面上ではすごく艶っぽくしてもらってるのですが、実際やってる僕らには艶の欠片もないです(笑)
和田:2人ともストイックで、いい画を撮るためなら、どれだけ体勢がきつくても頑張っちゃうし。
高橋:めちゃくちゃ脚つってます。
和田:そういうきつい画が、意外ときれいに映るんです。
――高橋さんのクランクインは?
高橋:初っ端からアクションでした。1日中アクションをやって、そのあとは階段ダッシュのシーンで、とにかく肉体的な疲労がすごかったです。上條監督のスタイルを取り戻すのも1年ぶりだったので、「そうだ、この作品はこういう現場だったんだ」と思い出しました。
和田:めっちゃ分かる(笑)


