「総じると、まあ、お金が減った大会っていう感じでしたね」――。お笑いコンビ・マヂカルラブリーが、10日深夜に放送されたニッポン放送『マヂカルラブリーのオールナイトニッポン0(ZERO)』(毎週木曜27:00~28:30)で、TBSが主催するコントのお笑いコンテスト『キングオブコント』準決勝を回顧した。

  • マヂカルラブリー(左から野田クリスタル、村上)

    マヂカルラブリー(左から野田クリスタル、村上)

KOCに集中するためラジオを録音放送に

マヂカルラブリーは、『キングオブコント』準決勝に出場。2日間にわたってネタを披露するなか、初日終了後に生放送のラジオへ出演し、翌日に再び準決勝へ臨むのは難しいと判断したため、前週の番組を録音放送に変更した。

大会へ向けて十分な睡眠を取ったという野田クリスタルだったが、「寝すぎました」と苦笑。「万全すぎたかも」と振り返り、久しぶりの賞レースで、コンディションの整え方が分からなくなっていたと話した。

村上も、仕事と仕事の合間に出場する方が、余計なことを考えずに済む場合があると説明。時間や体力に余裕がありすぎると、頭の中で何度もセリフをなぞってしまい、かえって緊張につながるという。

万全の状態で臨んだ準決勝だったが、野田は「あの、落ちました」と結果を報告。「全然落ちました」と敗退を淡々と伝えた。

98インチのモニターに約50万円

今回のネタでマヂカルラブリーが使用したのは、大型モニター。準々決勝では90インチのモニターを借りたが、約1,000人を収容する準決勝会場では、後方の観客からも映像が見えるよう、さらに大きな98インチを用意した。

野田がレンタル費用について「50」と明かすと、村上は「50万円が我々の給料から半分になってて、天引かれるってことですか?」と確認。野田は「天引き」と答え、2人で負担することを認めた。

さらに、準々決勝では映像が途中で止まるトラブルがあったことから、準決勝には技術スタッフも同行。その人件費も別途必要になったという。

村上が「お金が減った大会って感じですかね」と尋ねると、野田も「天引きワングランプリ」と応じる。村上は改めて、「総じると、まあ、お金が減った大会っていう感じでしたね」と大会を総括した。

「決してこれで諦めるわけじゃない」

大型モニターの搬入には多くの人手が必要となり、大会スタッフにも手伝ってもらったそう。野田は、スタッフが内心では「マジで面倒くさかった」「落ちるんだったらやめてくださいよ」と思っていたのではないかと想像した。費用も手間もかけながら、決勝進出は果たせなかったマヂカルラブリー。それでも、村上は「いい経験をさせていただきました」と前を向く。

野田も「決してこれで諦めるわけじゃない」と宣言。久しぶりに出場したことで現在の『キングオブコント』を取り巻く環境が分かり、次回へのイメージもつかめたという。村上も、準決勝会場で若手芸人のネタに触れたことを収穫に挙げた。大きな出費を伴った今回の挑戦だったが、野田は「出た意味あったな」と、再び賞レースへ飛び込んだからこそ得られたものをかみ締めていた。

『オールナイトニッポン0』は、ライブ配信アプリ「17LIVE(イチナナ)」で放送と同時に映像でも配信中。放送後には「17LIVE」限定のアフタートークも配信されている。

【編集部MEMO】
『マヂカルラブリーのオールナイトニッポン0(ZERO)』は、野田クリスタルと村上がパーソナリティを務めるニッポン放送のラジオ番組。2021年4月にスタートし、フリートークやリスナーから寄せられたメールをもとに、2人が独自の視点でトークを繰り広げている。放送後はSpotifyのポッドキャストでアーカイブ配信されている。