REVISIOのテレビ画面注視データ「注目度」の週間番組ランキング(9月7日~13日)では、TBS系金曜ドラマ『Tシャツが乾くまで』の最終話が個人全体2位、コア視聴層3位にランクインした。「全部乾いたら行くよ」という言葉からタイトルの意味が明かされ、「さようなら」ではなく「行ってきます」で迎えた別れ、さらに直後のインターホンをめぐるラストが大きな余韻を残した。
『VIVANT』前半戦最終回が個人1位
夏ドラマの最終回が目白押しとなった9月第2週は、TBS系日曜劇場『VIVANT』が個人1位、コア2位を獲得した。
9月13日放送の第18話「前半戦・最終回」では、別班の救出を断念するよう命じられた乃木憂助(堺雅人)が、弟のノコル(二宮和也)に助けを求め、テントの総力を結集したチームが始動。敵のアジトであるシャキ城へ乗り込む緊迫の場面で区切りを迎えた。
放送後には堺が登場し、2週間の休止を挟んで10月4日に放送を再開することを告知。これを受けて、SNS上では今後の展開を予想する声や、2週間の休止を惜しむ投稿が多く見られ、放送再開に向けた期待感が一段と高まっている。
一方で、コア視聴層では金曜夜の番組が目立ち、9月11日の番組だけでトップ10のうち4枠を占めた。特に『金曜ロードショー「タイタニック・後編」』は個人全体こそ圏外だったものの、コア層では6位に食い込んだ。
1997年公開の名作を2週連続で放送したもので、ジャック役を石田彰、ローズ役を冬馬由美が演じる金曜ロードショー独自の吹き替え版。動画配信サービスでは聴けない貴重なバージョンとしても注目を集めた。
「全部乾いたら行くよ」タイトルの意味明らかに
『Tシャツが乾くまで』最終話「名前のない関係になるまで」は、コア視聴層3位で注目度64.6%、個人全体2位で注目度69.0%。瀬尾咲子(蒼井優)は、自分に気を遣いすぎる瀬尾充(松山ケンイチ)と、彼がまた姿を消すのではないかとおびえる自分との暮らしに息苦しさを覚え、別れを切り出す。
記入済みの離婚届を渡された充は、それを受け入れられずに紙飛行機にして飛ばしてしまう。それでも咲子は園田樹生(中島歩)に、いま抱えている素直な気持ちを打ち明け始める。充の失踪と園田あずさ(夏帆)の死を乗り越え、3人は秘密を分かち合いながら、これまでとは違う関係を築いていた。
家を出る日、充は次の部屋も決めないまま、Tシャツや肌着を少し残して荷物をまとめる。咲子と何気ない会話を交わしながらたくさんの洗濯物を干し、「全部乾いたら行くよ」と告げたところでタイトルの意味が明かされる。そして服が乾ききったとき、充は「じゃあ、行ってきます」と言い残して部屋を出ていった。
「さようなら」ではなく「行ってきます」で幕を閉じる別れ。その直後にインターホンが鳴るラストシーンには視聴者の注目が集まり、訪問者が誰なのかをめぐってSNSでも多くの反響が寄せられた。
過去のシーンから咲子の今後や訪れた人物を推測する考察も活発に行われ、強い余韻を残す結末となった。
