キリンビバレッジは10月6日に『キリン 午後の紅茶 TEA LATTE with ESPRESSO』および『キリン 午後の紅茶 TEA LATTE CREAM & MILK』を全国で発売する。関係者は「午後の紅茶から、濃く淹れた紅茶をラテとして楽しむ“紅茶のラテ”の新提案です」とアピールしている。

  • 午後の紅茶ブランドからTEA LATTEが新発売。写真は(左から)キリンビバレッジ マーケティング部「午後の紅茶」アシスタントブランドマネージャーの川名翔子氏、同 ブランド担当の東啓介氏、同 ブランドデザイン担当の秋山孝子氏

    午後の紅茶ブランドからTEA LATTEが新発売。写真は(左から)キリンビバレッジ マーケティング部「午後の紅茶」アシスタントブランドマネージャーの川名翔子氏、同 ブランド担当の東啓介氏、同 ブランドデザイン担当の秋山孝子氏

「午後の紅茶 TEA LATTE」とは?

午後の紅茶ブランドに、カフェで飲むような本格的なラテの味わいを目指した「午後の紅茶 TEA LATTE」シリーズが新たに加わる。新商品は500mlのペットボトルで、希望小売価格は252円前後。

『キリン 午後の紅茶 TEA LATTE with ESPRESSO』は、濃厚茶葉のティーラテ。午後の紅茶 ミルクティー比で2倍の茶葉を使用した(全茶葉のうちインド産アッサムが50%、スリランカ産ウバが40%)。紅茶を高温高圧で抽出した、エスプレッソ抽出製法による紅茶エスプレッソを一部使用。甘さはひかえめで、後味はスッキリ、という仕立てになっている。

  • キリン 午後の紅茶 TEA LATTE with ESPRESSO

    キリン 午後の紅茶 TEA LATTE with ESPRESSO

『キリン 午後の紅茶 TEA LATTE CREAM & MILK』は、ミルクを味わう芳潤ティーラテ。全茶葉のうちスリランカ産キャンディ茶葉を20%使用している。抽出時の湯量に対する茶葉量を通常より多くすることで苦渋みを出さずに香りやコク感を出すリーフリッチブリュー製法で、茶葉の香りやコクを引き出した。隠し味として生クリームも使用している。

  • キリン 午後の紅茶 TEA LATTE CREAM & MILK

    キリン 午後の紅茶 TEA LATTE CREAM & MILK

メディア発表会の冒頭、キリンビバレッジ マーケティング部「午後の紅茶」アシスタントブランドマネージャーの川名翔子氏が紅茶市場の概況について説明した。

同氏によれば、日本における紅茶(茶葉)の輸入金額は、コロナ禍以降、拡大を続けている。身近なところでは、コンビニ、カフェチェーンでも紅茶商品の人気が上昇しているのが見てとれる。もちろん同社でも、PET紅茶の様々な新提案でノン・ライト層、若年世代の間口拡大を狙ってきた。川名氏は「紅茶の多様な価値が世の中に広がりつつあるのを感じます」と笑顔を見せる。

  • 普段、紅茶をあまり飲まない層にも紅茶を飲むきっかけを作れている

    普段、紅茶をあまり飲まない層にも紅茶を飲むきっかけを作れている

ただ、まだ「消費者の日常生活に浸透した」「毎日、習慣的に飲まれるようになった」というレベルには達していない。今後、紅茶の需要をさらに拡大するには、何が必要なのだろうか? 「紅茶=オフタイムに飲むもの、という印象が強いのが現状です。より日常的なオンタイムにも紅茶を飲みたくなる提案が必要だと考えました」と川名氏。

  • より日常的な、オンタイムにも紅茶を飲みたくなる提案をしていく

    より日常的な、オンタイムにも紅茶を飲みたくなる提案をしていく

ミルクティーは、しっかりした甘さを楽しむもので、ゆっくりリラックスするシーン(オフタイム)に最適。一方でカフェラテは、仕事中(オンタイム)の気分転換に飲まれている。そこでオンタイムに飲んでもらえるティーラテを新提案する。

  • ティーラテの新提案で、日常的に紅茶を飲みたくなるシーンを創出する

    ティーラテの新提案で、日常的に紅茶を飲みたくなるシーンを創出する

キリンビバレッジ マーケティング部「午後の紅茶」ブランド担当の東啓介氏は、中味について解説。新商品では、コンセプトに「濃く淹れたTEAをミルクで割った、後味すっきり本格ティーラテ」を掲げる。しかし、開発段階で苦労したポイントがたくさんあった。

  • 新商品のコンセプト

    新商品のコンセプト

『キリン 午後の紅茶 TEA LATTE with ESPRESSO』については「紅茶でカフェラテ(コーヒー)のような濃さ、強い味わいを出すのが難しかった」と東氏。そこで茶葉の種類と量を検討して、コクが深くて力強い味わいのアッサムとウバの配合に行き着いた。また『キリン 午後の紅茶 TEA LATTE CREAM & MILK』については「甘すぎない風味に仕上げるのが大変だった」と振り返る。そこでミルクの濃厚感を追求し、「午後の紅茶 ミルクティー」とは異なる(苦渋みの出ない)リーフリッチブリュー製法の採用に至った。

  • 各商品のこだわりポイント

    各商品のこだわりポイント

キリンビバレッジ マーケティング部「午後の紅茶」ブランドデザイン担当の秋山孝子氏は、デザインについて解説した。同氏は「まずは、パッケージデザインを見たお客様にどのような印象を受けていただきたいか、そのゴールとなるコンセプトを定めました」とする。デザインチームが出した答えは「カフェで飲むような上質なよいものをデイリーに楽しめる、オンタイムのティーラテ」だった。

  • 「午後の紅茶であること」を土台に、「従来の紅茶にはない新規性」も取り入れたデザインを追求した

    「午後の紅茶であること」を土台に、「従来の紅茶にはない新規性」も取り入れたデザインを追求した

モニター調査なども交え、時間をかけてデザインを検討した。その結果、今までのミルクティーとは異なる新規性&独自性のあるカラーリングに決定。これによりカフェラテとも差別化できた。「2本を並べたときに同じシリーズの2種類であることを視認しやすいのも特徴です。明るい差し色で、オンタイムらしい印象を付与することもできました」と秋山氏。

  • フォントについては、現代的で中性的な印象をつくるため、サンセリフの書体を印象的に使用した

    フォントについては、現代的で中性的な印象をつくるため、サンセリフの書体を印象的に使用した

最後に「午後の紅茶は発売以来、茶葉から淹れる本格紅茶であることにこだわり、多くのお客様に紅茶のおいしさを届けてきました。そんな午後の紅茶からの新たな提案、TEA LATTEでいつもの午後に新しい心地よさをお届けできたら、と考えています」と語った。