Netflixシリーズ『ダウンタイム』(9月17日より世界独占配信)のプレミア試写会イベントが8日、都内で行われ、松岡茉優、仲里依紗、間宮祥太朗、田中みな実、永作博美、渡部篤郎、Yuki Saito監督が登壇した。
永作博美、松岡茉優と親子に見えるように意識したこと
主人公・沼田文(松岡)の母で、スナックを営む沼田妙子を演じた永作。イベントでは、役作りや松岡と親子を演じた感想について尋ねられると、衣装やメイク、さらにスナックのセットまで完璧な作り込みだったことに触れ、「皆さんのおかげで、妙子という役をできたかなとは思ってますね」と感謝する。
そして、松岡と親子役を演じることについては、「(松岡さんは)セリフのリアクションが早いな」とイメージしていたと明かした上で、共演を最初に聞いた時から「親子に見えることがまず大事」だと考えていたそう。劇中で母親が登場する場面は限られていることもあり、「まず親子に見せたいって思ったので、会話のテンポみたいなものを合わせられたらいいかなとか思いながら、想像はしてましたね」と語った。
さらに、近年、母親役を演じる機会が増えたことで、「どうしても血のつながりってどこだろうとか、その親子に見えるのって何だろうとか。もちろん親子じゃないとしても、親子に見えるパターンもある」と考えているといい、「まず親子に見えたらいいなと思ってやってました」と振り返った。
すると松岡は、自身の会話の速さまで永作が意識していたことについて「今初めて聞いて、すごくびっくりしてます」と驚き。「怒鳴り声をちょっと合わせてくださったっていうのは聞いてたんですけど、話し口調までそろえてくださってたなんて」と感動している様子だった。
これに永作は、「役者としては本当に楽しいシーンが多くて、毎回行くのを楽しみにしていました」と撮影を回顧。松岡は以前から永作と共演したかったそうで、「親子でご一緒できて本当にうれしかったんです」と喜ぶと、永作も「私も思いました。いつか親子で呼んでほしいなと思ってた」「うれしかった」と笑顔を見せていた。
Netflixシリーズ『ダウンタイム』で描かれるのは美容整形業界
『全裸監督』ではアダルトビデオ業界、『地面師たち』では地面師詐欺と不動産業界と、知られざる世界の裏側にスポットライトを当ててきたNetflixが新たなテーマに選んだのは、美容整形業界。近年の日本においては「美の多様性」が善、「ルッキズム(外見至上主義)」は悪という価値観が広く語られるようになった。
だがその一方で、「美しくなりたい」「自分を変えたい」と、顔や体にメスを入れる美容整形ブームは加速している。『ダウンタイム』は、そんな美容整形業界に焦点を当て、“美”を追い求める人々の希望や葛藤、そしてその裏側に潜む光と闇をリアルに描き出すオリジナルドラマだ。
主人公は天才的なオペ技術を持つ、形成外科医・沼田文(松岡茉優)。「医療で命を救う」という信条に従い行った緊急オペが原因で、勤務していた大学病院を去ることになる。そんな彼女をスカウトしたのは、「美で人を救う」ことが信条のカリスマ美容外科医・東山凜(仲里依紗)。文は美容外科を否定してきたが、業界の闇を探るために、凜のクリニックで働き始める。「美」と「医療」に対する価値観が違う2人はそれぞれの信念をぶつけ合い、激しく対立するがーーー。





