事故で夫が行方不明となった咲子(蒼井優)と、同じ事故で妻を亡くした樹生(中島歩)の喪失から始まる“愛”と“秘密”の物語を紡ぐTBS系ドラマ『Tシャツが乾くまで』(毎週金曜22:00~)の第9話が、4日に放送された。

SNSでは、咲子が実は「バツ4」であることや、ラストの充(松山ケンイチ)へのセリフ「別れようか」の言葉に、「衝撃的すぎて先が読めない」「これで来週、最終回でどう着地させるの!?」など、動揺の波が広がっている。

  • (左から)松山ケンイチ、蒼井優

    (左から)松山ケンイチ、蒼井優

充の前から姿を消した咲子が訪ねたのは、とある海辺の街で暮らす男・篤彦(井ノ原快彦)とその子どもたちと思われる男の子と女の子だった。充の心配をよそに、彼らのもとで楽しく過ごす咲子。

咲子の先輩である千鶴(臼田あさ美)は、充にその住所を伝える。場所は千葉の海沿い。慌てて咲子の元へと向かう充。だがそれを知った咲子は、東京へと帰っていた。

篤彦の元へ訪れた充は、咲子が逃げるように東京へ戻ったことを知り、篤彦の家に泊まることに。そしてそこで、篤彦が咲子の元夫だったことが判明する。

驚く充だったが、ひとまずは東京へ。そして咲子と再会し、咲子はこれまで隠してきた過去の秘密を明かす。なんと咲子は、「バツ1」ではなく、「バツ4」だった。その事実をなかなか受け入れられなかった充だったが、自分には失踪癖があることを考え、咲子の過去を呑み込むことに。

新たに「やり直そう」とした2人だったが、咲子の中で懸念が広がる。充のことは好き。だが、「ありがとう」の数が増え、充から甲斐甲斐しくされることに戸惑いを覚える。その時、洗濯機から警告音が…。

慌てて向かうと、洗濯機のフィルターが破れ、穴が空いていた。その穴を見ながら、自分の心を見つめ直す咲子。そして「どうしたの?」と声をかけてくれた充に、いきなり切り出す。「別れようか」──。

この展開にX(Twitter)では、「咲子の離婚歴の多さはさすがに意外だった」「引いた」「咲子も充と同じぐらい隠していた過去が酷い(笑)」など、衝撃が走ったほか、ラストの突然の別れの切り出しにも「脚本の生方美久さんの罠にハマって、毎週振り回され、手のひらの上で転がされてる(笑)」「やっぱりこのドラマ面白すぎる。今クールナンバー1かも」「これぞ、ドラマという感じ」と、劇的な引きの強さにも多くの言及があった。

中には、「これはいわゆる叙述トリック。みんな咲子目線で見ていたから、全員が、咲子の離婚歴の過去に驚かされた」といった分析や、「このドラマは表面的な感情だけで楽しむのはもったいない。‘味わう“ということが楽しいドラマ」「今までにないまったく新しいドラマになってきた」「来週が気になって仕方ない。これぞ連続ドラマの醍醐味」と、ドラマのあり方そのものに提言する声も見られた。

この放送は、TVerで配信。また第8話の無料配信が450万再生を超え、またも金曜ドラマ歴代トップの記録を塗り替えた。

【編集部MEMO】
『Tシャツが乾くまで』最終話(9月11日放送)あらすじ
咲子(蒼井優)に嫌われないようにと気を遣う充(松山ケンイチ)と、充がまたいなくなってしまうことに怯える咲子。そんな不安定な2人の日々に居心地の悪さを覚えた咲子は、ついに充に別れを切り出す。
そんな中、咲子は樹生(中島歩)に、今の自分の素直な胸の内を語り出す。
充の失踪とあずさ(夏帆)の喪失を経て、それぞれが抱えていた過去と秘密を打ち明け、以前とは全く違う関係性となった咲子と充、そして樹生。それぞれが選びとる、この先の人生とは……?

(C)TBS