日々の困りごとから、人生の最期まで…ちょっとおせっかいに町の人に寄り添う2人の男たち――フジテレビのドキュメンタリー番組『ザ・ノンフィクション』(毎週日曜14:00~ ※関東ローカル)では、「最期までお付き合い 前編~型破りな2人の駆け込み寺~」を、6日に放送する。

  • 兼弘さんの髪を切る古井さん

    兼弘さんの髪を切る古井さん

神奈川県大磯町にある東光院の住職・大澤さん(40)と執事・古井さん(45)は、寺の仕事だけでなく、地域の暮らしにも深く関わる。子どもも大人も同じ食卓を囲む“町のたまり場”を作ったり、介護や一人暮らしの相談にも一人一人向き合っている。

その付き合いは人生の最期まで。葬儀会社に頼らず、遺体の搬送から手当て、死に化粧、遺影作り、葬儀まで2人が自ら行う。そのため、復元納棺師のもとで技術も学んだ。生前から知る人だからこそ、その人らしく見送りたい。それが2人の願いだ。

2人が通うのが、画家の兼弘さん(88)の家。6年前に妻を亡くし、娘はイギリスで暮らす。4年前、施設に入ったものの、「自由に暮らしたい。大好きなタバコを吸いたい。家に帰りたい」と望んだ。

2人はその願いを支え、兼弘さんは再び自宅へ。髪を切り、食事を整え、手すりや見守りカメラを設置。時には一緒にたばこを吸い、同じ食卓を囲み、何でもない時間も共にする。

ところが、兼弘さんは自宅で転倒。歩けなくなり、再び施設で暮らすことになる。2人は遠く離れた娘に「今のうちに会いに来てほしい」と伝えるのだが…。

何でもない時も、困った時も、人生を終える時も…誰かの「こう生きたい」に、とことん付き合う。町の人々の暮らしと最期に寄り添う、型破りな2人の物語。ナレーションは、尾野真千子が担当する。

(C)フジテレビ