8月もあとわずか。夏のシーズンに見逃しているアニメはありませんか? 青空に浮かぶ入道雲、ききらめく海、響きわたる蝉の声といった夏の情景や、花火大会、夏祭り、甲子園といった夏のイベント。そんな季節ならではの光景を眺めていると、ふと思い出すアニメがあります。
そこで今回は、そんな「夏らしさ」を感じるアニメについて、マイナビニュース会員500人に聞いてみました。結果をランキング形式でご紹介します。
夏らしいアニメランキング
「夏らしいアニメ」をマイナビニュース会員500名に聞きました。
- 1位:サマーウォーズ(22%)
- 2位:タッチ(12.2%)
- 3位:ONE PIECE(7.8%)
- 4位:となりのトトロ(5.9%)
- 5位:あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。(4.3%)
- 5位:火垂るの墓(4.3%)
- 7位:AIR(3.1%)
- 7位:サマータイムレンダ(3.1%)
- 9位:ドラえもん(2.8%)
- 10位:ドカベン(2.4%)
1位:サマーウォーズ(22%)
「夏らしいアニメ」の1位に選ばれたのは、2009年に公開された細田守のオリジナル長編アニメーション映画『サマーウォーズ』でした。同作は、天才的な数学力を持ちながらも内気で人付き合いが苦手な17才の少年を主人公に、人工知能の暴走が招いた世界を揺るがすサイバーテロと、それに一致団結して立ち向かう片田舎の大家族の姿を描いたSFアクションです。
声優として、主人公・小磯健二役の神木隆之介、ヒロイン・篠原夏希役の桜庭ななみほか、富司純子、谷村美月、斎藤歩、仲里依紗ら実力派俳優たちが出演。アニメーション制作を担当したマッドハウスはもちろん、脚本の奥寺佐渡子、キャラクターデザインの貞本義行など『時をかける少女』を手掛けたスタッフの多くが再集結しており、興業収入16.5億万円を記録する大ヒットを記録しました。
アンケートでは、「入道雲や蝉、スイカなど日本の夏をテーマにしたアニメ」「タイトルからして夏を想像する」「どこか懐かしい」などのコメントが寄せられており、夏らしいモチーフや田舎の風景が印象的だった人が多いようでした。また「夏に必ず1回はサマーウォーズを見ている気がする」といった声も寄せられています。
ユーザーコメント
- 夏といえば必ず年に1回はサマーウォーズを見ている気がするから。その時期になると夏だと感じる(40代男性/千葉県/医療・福祉・介護サービス)
- タイトルからして夏を想像する(50代男性/大阪府/専門店(その他小売))
- 夏休みや田舎での出来事を思い出す良い作品だからです(50代女性/埼玉県/ソフトウェア・情報処理)
- タイトルもそうだが、暑い夏にPCを氷で冷やしたり暑い夏らしさがある(50代男性/静岡県/医療・福祉・介護サービス)
- 舞台がお盆休みで入道雲や蝉、スイカなど日本の夏をテーマにしたアニメで家族愛に心温まるから(30代男性/愛知県/食品)
- AIとかこれからの世界観と今までの田舎の風景とかよく表現されていて、どこか懐かしむ感じがして、そんな中で「人間の力が素晴らしい」っていうことが表現されているので感動する(40代男性/神奈川県/物流・倉庫)
2位:タッチ(12.2%)
続いて2位には、1985年から1987年まで全101話が放送されたアニメ『タッチ』が選ばれました。あだち充による同名漫画を原作とした同作は、高校野球や甲子園を題材に、双子の兄弟と隣に暮らす幼なじみが繰り広げる恋愛模様を描いた青春ストーリー。80年代に社会現象を巻き起こすほどの人気を獲得した作品で、岩崎良美が歌った主題歌『タッチ』は、現在でも高校野球や甲子園における応援歌の定番曲として広く親しまれています。
アニメーション制作を担当したのは、『まんが日本昔ばなし』や『銀河鉄道の夜』など、2010年まで数多くのTVシリーズや劇場版を手がけていたグループ・タック。上杉家の双子の兄・達也役を三ツ矢雄二、双子の弟・和也役を難波圭一、2人の幼馴染でヒロインとなる浅倉南役を日髙のり子が演じています。
アンケートでは、夏の風物詩である「甲子園」をテーマにした作品であることから、同作を選んだ人が多いことがうかがえました。また「夏休みに一挙放送や再放送をしていた」という指摘も多く、その印象からも夏らしいアニメに選ばれているようです。
ユーザーコメント
- 夏の風物詩、甲子園を題材にしているから(50代女性/愛知県/生命保険・損害保険)
- 夏の高校野球の熱戦が繰り広げるから(50代女性/東京都/その他電気・電子関連)
- ほとんどのシーンが夏や夏前の時期のアニメだから(40代男性/埼玉県/専門商社)
- 夏休みになると一挙放送されていたから(40代男性/群馬県/農林・水産)
- 昔、夏休みに再放送されていたから(40代男性/茨城県/ソフトウェア・情報処理)
3位:ONE PIECE(7.8%)
3位には、放送27年を迎えたアニメ『ONE PIECE』がランクインしました。1997年から『週刊少年ジャンプ』で連載されている尾田栄一郎の同名漫画を原作とした同作は、伝説の海賊王ゴールド・ロジャーが残した「ひとつなぎの大秘宝」を巡る、主人公たち"麦わらの一味"の冒険や活躍を描いた物語。現在までに22シーズン・1170話以上が放送されており、2026年4月に始まった「エルバフ編」からは原作1話分をアニメ1話分にする新体制で制作されています。
主人公のモンキー・D・ルフィを演じるのは、『天空の城ラピュタ』のパズー役や『ドラゴンボール』のクリリン役、『忍たま乱太郎』の摂津のきり丸役などで知られる田中真弓。そのほか、中井和哉、岡村明美、山口勝平、平田広明、池田秀一、千葉繁など多くのベテラン声優陣が、長く続くアニメシリーズを支えています。
アンケートでは、「海のシーンが多く夏を感じる」「海の冒険で夏っぽい」「海賊ものだから夏をイメージする」といったコメントが多数を占めました。ワクワクドキドキする冒険ものなので、「夏にぴったり」という声も寄せられています。
ユーザーコメント
- 海賊が舞台で海のシーンが多く夏を感じる(30代男性/北海道/インターネット関連)
- 海の冒険で夏っぽいから(40代男性/東京都/専門コンサルタント)
- 海賊ものだから夏をイメージする(50代男性/山形県/精密機器)
- いつも夏休みにたくさん見ていたアニメだったので感じます(40代女性/宮城県/その他メーカー)
- 夏休みにぴったりだから(30代女性/埼玉県/その他)
4位:となりのトトロ(5.9%)
4位は、1988年に公開されたスタジオジブリの長編アニメーション映画『となりのトトロ』でした。宮崎駿が原作・脚本・監督を務めた同作は、昭和30年代前半の自然豊かな田舎を舞台に、森に棲む不思議な生きもの"トトロ"と幼い姉妹の交流を描いたひと夏の物語。公開当時は興行的に苦戦しましたが、今では世代を超えて世界中で愛されるスタジオジブリの代名詞的な作品のひとつになっています。
12歳の姉・サツキ役を『タッチ』の浅倉南役などで知られる日髙のり子、4歳の妹・メイ役を『デジモンアドベンチャー』のアグモン役などで知られる坂本千夏が担当。音楽は作曲家の久石譲が手がけ、オープニング曲『さんぽ』やエンディング曲『となりのトトロ』など数々の名曲が誕生しました。
アンケートでは「夏の風景描写が印象的」「昔懐かしい田舎の夏の風景をとても感じる」など、アニメで描かれている風景描写を評価する声が多く寄せられました。また「夏に何度も再放送されている」といった理由から、夏の作品という印象を持っている人もいるようです。
ユーザーコメント
- 夏の風景描写が印象的だから(30代男性/東京都/リース・レンタル)
- このアニメを見ると昔懐かしい田舎の夏の風景をとても感じるから(50代男性/秋田県/その他)
- 夏の田舎を思い出させる名作(40代男性/神奈川県/その他)
- 茅葺き屋根や五右衛門風呂など、昔の日本家屋を見ていると心が和むから。(50代男性/茨城県/その他)
- 夏に何度も再放送されているから(50代男性/東京都/サービス(その他))
5位:あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。(4.3%)
5位は、2011年に全11話で放送されたA-1 Pictures制作のオリジナルアニメ『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』でした。「あの花」の愛称で知られる同作は、メンバーの事故死をきっかけに疎遠となっていた幼なじみグループが、死んだはずの彼女が幽霊となって現れたことをきっかけに集結し、それぞれの思いや葛藤に向き合っていく青春群像劇です。2015年に村上虹郎主演で実写ドラマ化されたほか、劇場版アニメや舞台、漫画などメディアミックスも盛んに行われました。
幼なじみグループ「超平和バスターズ」を演じたのは、入野自由(じんたん/宿海仁太役)、茅野愛衣(めんま/本間芽衣子役)、戸松遥(あなる/安城鳴子役)、櫻井孝宏(ゆきあつ/松雪集役)、早見沙織(つるこ/鶴見知利子役)、近藤孝行(ぽっぽ/久川鉄道役)の6人。監督は長井龍雪、脚本は岡田麿里、キャラクターデザインは田中将賀が担っています。
アンケートでは「切ない夏の思い出が良い」「夏のピュアなイメージと合致する」など夏のイメージと合致した切ないストーリーを評価する声が多数見られました。また「夏になると『超平和バスターズ』に会いたくなります」というコメントも寄せられています。
ユーザーコメント
- せつない夏の思い出がとても良い青春アニメなので(50代男性/福岡県/その他)
- 夏のピュアなイメージと合致するから(30代男性/佐賀県/官公庁)
- 夏になると「超平和バスターズ」に会いたくなります(40代男性/鹿児島県/その他)
- 感動のエンディングの花火につながる青春ストーリーが素敵だから(50代男性/東京都/その他)
- アニメのなかで花火が出てくるから(50代女性/岐阜県/その他)
5位:火垂るの墓(4.3%)
同じく5位には、1988年に公開されたスタジオジブリの長編アニメーション映画『火垂るの墓』がランクインしています。原作は、野坂昭如が自身の戦争体験を題材に描いた同名短編小説。太平洋戦争末期の神戸を舞台に、空襲で母と家を失った戦災孤児の兄妹が、過酷な戦中・戦後の世の中を懸命に生き抜こうとする姿を描いた物語です。高畑勲が監督・脚本を務めており、宮崎駿の『となりのトトロ』と同時上映(2本立て)で公開されました。
主なキャストは、当時15歳だった辰巳努(清太役)、当時5歳だった白石綾乃(節子役)、志乃原良子(母役)、山口朱美(親戚のおばさん役)ほか。2024年には「Netflix」で日本を除く190以上の国や地域で独占配信され、海外ファンによる感想投稿が広がるなど大きな反響が寄せられました。
戦争をテーマにしたアニメということで、アンケートでも「戦争の愚かさを感じる」「平和の大切さを感じる」「何度も見てきて、見るたびに考えさせられる」といった声が多数寄せられており、外せない1本となっていることがうかがえました。また「ホタルが活動する夏らしさが強調されている作品」との指摘もあります。
ユーザーコメント
- いつもお盆の終戦記念日の頃に放送されている気がするから。何度も見てきて、見るたびに考えさせられる事の多いアニメです(50代男性/岡山県/電力・ガス・エネルギー)]
- 毎年平和の大切さを感じるアニメ(40代男性/福岡県/物流・倉庫)
- 悲しい戦争の話ですが、ホタルが活動する夏らしさが強調されている作品です(40代男性/北海道/その他)
- 毎年、夏の終戦の時期に見ます。改めて、戦争の愚かさを感じます。夏の時期はこのアニメです(50代男性/神奈川県/流通・チェーンストア)
7位:AIR(3.1%)
7位は、2005年に全12話が放送された京都アニメーション制作のアニメ『AIR』でした。原作は"泣きゲー"として支持を集めた、ゲームブランド「Key」による同名恋愛アドベンチャーゲーム。小さな海辺の町で不思議な少女と出会ったさすらいの人形遣いが、千年前から続く「翼人」の悲劇と呪いをめぐる運命に巻きこまれていく、夏を背景にした美しいファンタジードラマです。
TVアニメ版の主なキャストは、小野大輔(国崎往人役)、川上とも子(神尾観鈴役)、岡本麻見(霧島佳乃役)、柚木涼香(遠野美凪役)、久川綾(神尾晴子役)、冬馬由美(霧島聖役)。また、美しく切ないメロディと夏の情景を描いた詩で多くの人の心を掴んだオープニング主題歌『鳥の詩』も、色褪せない名曲として次代を超えて愛され続けています。
ユーザーコメント
- 夏らしい情景がとても印象的に描かれている作品だから(40代男性/福井県/医療・福祉・介護サービス)
- 主題歌がすでにアイコン(50代男性/富山県/サービス(その他))
- 夏をテーマにした作品で、とても印象に残っているから(50代男性/大阪府/医療・福祉・介護サービス)
7位:サマータイムレンダ(3.1%)
同じく7位には、2022年に全25話で放送された『サマータイムレンダ』がランクインしました。原作は『少年ジャンプ+』で2017年から2021まで連載された田中靖規による同名漫画。幼なじみの訃報をきっかけに故郷の離島に帰郷した主人公が、死を起点にしたタイムリープの能力を使い、人を襲う謎の生物"影"と死闘を繰り広げるSFサスペンスです。
主なキャストは、主人公・網代慎平の花江夏樹、小舟潮役の永瀬アンナ、小舟澪役の白砂沙帆、南方ひづる役の日笠陽子、菱形窓役の小野賢章ほか。漫画の連載終了後にアニメ化、リアル脱出ゲーム化などメディアミックス企画が発表され、2027年には実写映画の公開も予定されています。
ユーザーコメント
- 舞台が和歌山の離島なので海のシーンが多いから(50代女性/大阪府/その他)
- 夏らしいジメジメ感と爽快なバトルを感じれるホラーアニメだと思う(40代男性/兵庫県/その他)
- 猛暑とかの演出はないがSFの物語と夏祭りとかが違和感なく調和しているので見やすい(40代男性/静岡県/レジャーサービス・アミューズメント・アート・芸能関連)
9位:ドラえもん(2.8%)
9位に選ばれたのは、1979年から放送が続いている国民的アニメ『ドラえもん』でした。藤子・F・不二雄の漫画を原作とした同作は、22世紀の未来からやってきたネコ型ロボット・ドラえもんと、勉強もスポーツも苦手な少年・野比のび太が繰り広げる日常を描いた物語。毎年、春には劇場版アニメも公開されており、ひみつ道具やタイムマシンを使った大冒険なども繰り広げられています。
2005年のリニューアルに伴い、キャストも一新。現在は、ドラえもん役を水田わさび、野比のび太役を大原めぐみ、源しずか役をかかずゆみ、剛田武(ジャイアン)役を木村昴、骨川スネ夫役を関智一が担っています。
ユーザーコメント
- さわやかで楽しいから(40代男性/愛知県/流通・チェーンストア)
- 夏休みに関する話が好き(50代男性/埼玉県/その他電気・電子関連)
10位:ドカベン(2.4%)
10位には、1976年から1979年まで全163話が放送された『ドカベン』がランクインしました。原作は『週刊少年チャンピオン』で、1972年から2018年まで長期連載された水島新司による同名野球漫画。大きな身体と巨大な弁当箱から"ドカベン"とあだ名された元柔道部の山田太郎が、神奈川県の明訓高校野球部に入部し、個性的な仲間たちと甲子園を目指す姿を描いた物語です。
アニメーションの制作は、『まんが日本史』『キャプテン翼』などを手がけた土田プロダクションが担当。主人公・山田太郎役の田中秀幸ほか、松島みのり(山田サチ子役)、神谷明(里中智役)、肝付兼太(殿馬一人役)、玄田哲章(岩鬼正美役)、森功至(土井垣将役)などが出演しています。
ユーザーコメント
- 甲子園といえば野球。野球といえばドカベン。まさに熱い夏(40代男性/兵庫県/その他)
- 夏の甲子園が主な舞台だから(40代男性/東京都/通信関連)
まとめ:夏に見返したくなる魅力的なアニメがたくさん!
アンケートの結果「夏らしいアニメ」の1位に輝いたのは『サマーウォーズ』となりました。ランキングを振り返ってみると『サマーウォーズ』、『サマータイムレンダ』などタイトルからも夏を感じられる作品、『となりのトトロ』、『あの花』、『AIR』など夏の情景が強く印象に残る作品、『火垂るの墓』、『タッチ』、『ドカベン』など夏に起きた出来事を題材にした作品など、夏を連想する理由にもさまざまな種類があることが分かります。
皆さんは夏を感じた時、どのアニメが一番に頭に浮かびましたか? ぜひ今回のランキングを参考に、"夏らしさ"満点の名作アニメを楽しんでみてはいかがでしょうか。
調査時期:2026年6月25日
調査対象:マイナビニュース会員
調査数:男女合計500人
調査方法:インターネットログイン式アンケート
