住宅ローンをめぐり、金利の上昇が注目されています。住宅ローンを返済中の人にとって、金利の上昇は毎月の返済や家計にどの程度影響しているのでしょうか。
そこで今回は、マイナビニュース会員305人を対象に「住宅購入・住宅ローンと金利に関するアンケート」を実施。住宅ローンを返済中、または完済した人に、金利上昇による返済への影響や、住宅ローンについて現在感じていることを聞きました。
金利上昇で返済額が増えた人は22.6%
住宅ローンを返済中、または完済した208人に、金利上昇による住宅ローン返済への影響について聞いたところ、「すでに返済額が増え、家計への負担が大きくなった」が13.9%、「すでに返済額が増えたが、家計への負担は大きくない」が8.7%となりました。2つを合わせると、22.6%が「すでに返済額が増えた」と回答しています。
一方、「現在の返済額は変わっていないが、今後の上昇が不安」は16.3%。現時点では返済額に変化がなくても、今後の金利上昇を不安に感じている人も一定数いることが分かりました。
返済額の増加で「大変」家計への負担を実感
実際に金利上昇の影響を受けている人からは、返済額の増加や家計への負担について、具体的な声が寄せられています。
「変動金利を選択したため、借入始めた頃と比べ金利だけで毎月1万円近く値上がりしている。家は他にも固定資産税や火災保険もあるので、相当な負担増。」(46歳/男性)
「毎月の返済が高くなって大変である。」(63歳/男性)
「ローンの金利が上がり続けているので大変困っています」(55歳/男性)
「ちょっと大変になってしまいました」(39歳/女性)
「毎月1万円近く値上がりしている」という声からは、金利そのものの上昇だけでなく、固定資産税や火災保険など住宅を維持するための費用も含めて、負担が重くなっている様子がうかがえます。
また、「金利が上がるので大変。ですから節約を第一に考えている」(79歳/男性)との声もあり、返済額の増加をきっかけに、日々の家計を意識する人もいるようです。
「この先どうなるのか」金利上昇への不安
一方で、現時点で大きな返済負担を感じているかどうかにかかわらず、今後の金利上昇を不安視する声も寄せられました。
「毎年金利が上がっているので不安」(45歳/男性)
「これ以上金利が上がると困ります」(59歳/男性)
「金利がどこまで上がるか心配」(49歳/女性)
「金利がどのくらい上昇するのか、返済額はどのくらい増えるかなどが気になります。」(42歳/男性)
また、「無理ない程度のローンで見合った住宅を購入したが、この先の金利上昇を考えると少し不安が残ります。」(41歳/女性)という声も。金利上昇による影響がまだ大きく表れていないケースでも、今後さらに金利が上がった場合の返済額や家計への影響を気にしている人は少なくありません。
「変動金利を選んだこと」に不安を感じる声も
変動金利で住宅ローンを組んでいる人からは、今後の利上げや借り換えについて悩む声も見られました。
「変動金利で契約したため、今後の利上げによる利率のアップが気になる。」(46歳/男性)
「変動にしていたので今後の金利負担が気にかかっている」(67歳/男性)
「変動金利で借入している為、金利上昇による負担があり借り換えするべきか悩んでいる。」(46歳/男性)
「変動金利がこんなに上がるとは思わなかった。」(56歳/男性)
なかには「借り換えた方がいいのか、今の銀行で継続した方がいいのか」(56歳/男性)と、今後の対応について迷う声も。一方で、「金利上昇の前に固定でローンを組めてよかった」(31歳/女性)という声もあり、金利の上昇局面では、変動金利か固定金利かによって受け止め方にも違いが出ているようです。
返済額の変化だけではない、広がる金利への不安
今回の調査では、金利上昇によって「すでに返済額が増えた」と回答した人は22.6%でした。現時点で大きな影響が出ている人が多数派という結果ではないものの、「現在の返済額は変わっていないが、今後の上昇が不安」と回答した人も16.3%に上りました。
実際の声からも、「毎月1万円近く」返済額が増えたという人がいる一方で、現在は返済額に変化がなくても、今後の金利上昇や物価高、収入、老後資金への影響を心配する人が見られました。住宅ローン金利の上昇が続くなか、すでに家計への負担を実感している人だけでなく、「この先どうなるのか」と不安を抱えている人もいるようです。
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住宅購入・住宅ローンと金利に関するアンケート
調査時期: 2026年8月6日
調査対象: マイナビニュース会員
調査数: 305人
調査方法: インターネットログイン式アンケート
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