NANKAIおよび南海電気鉄道は、京セラドーム大阪で8月4日に開催する「南海ホークス復刻ナイター in 大阪」に先立ち、「ホークスカラー(旧塗装)」で活躍する特急「サザン」(10000系・7100系)の撮影会を8月3日に難波駅で実施した。
8月4日の「南海ホークス復刻ナイター in 大阪」は福岡ソフトバンクホークスの主催試合として開催され、NANKAIがゲームデースポンサーを務める。南海ホークスは福岡ソフトバンクホークスの前身であり、1938(昭和13)年から1988(昭和63)年まで、南海電気鉄道(現・NAKAI)がプロ野球球団を経営していた。
「南海ホークス」という球団名は1947(昭和22)年から使用。難波駅隣接の「大阪スタヂアム(大阪球場)」(現・なんばパークス)を長きにわたり本拠地としていた。1988年、球団がダイエーに譲渡され、本拠地を福岡へ移転。2005年にソフトバンクが球団を買収し、現在の福岡ソフトバンクホークスとなった。
試合に先立ち、難波駅を13時50分に発車する和歌山市行の特急「サザン」を対象列車として撮影会を実施。「サザン」は特急車両4両(全車指定席)・一般車両4両(全車自由席)の8両編成で運転されている。イベントで使用された10000系10004編成・7100系7169編成ともに「昭和の南海電車」の代名詞といえる濃淡グリーンの旧塗装をまとい、南海線で活躍している。
10000系は1985年の登場当初から「サザン」の運用に就いている。車内は横4列(2列+2列)の回転リクライニングシートが並ぶ。全車指定席のため、乗車の際に座席指定券が別途必要。旧塗装の復刻編成は、10000系の運行開始40周年とNANKAIの創業140周年を記念し、2025年6月から運行開始した。同年12月から南海ホークスの球団マークを掲出している。
一方、7100系は1969年に登場した車両で、車内はロングシート。「サザン」では自由席車両となり、目的地までの乗車券を買えば誰でも乗車できる。7100系の運行開始55周年を記念し、2024年8月7169編成が旧塗装に変更された。
取材当日、南海ホークスのユニフォームをまとった福岡ソフトバンクホークス選手(今宮健太選手、大津亮介選手)等身大パネルのうち、新今宮駅と泉大津駅に設置していたパネルを難波駅へ移動。3階北改札口と10000系のドア前にパネルを置き、イベントが行われた。
難波駅の駅係員は、「南海ホークス復刻ナイター in 大阪」で選手が着用する「南海ホークス復刻ユニフォーム 1959 -’68」と同デザインのレプリカユニフォームを着用。利用者にオリジナルステッカーを配布した。試合当日(8月4日)も、難波駅の一部駅員が13~21時にレプリカユニフォームを着用する予定だという。
13時50分、難波駅長が出発の合図を行い、ホークスカラーの「サザン」が和歌山市駅へ向けて発車した。なお、濃淡グリーンの10000系10004編成と7100系7169編成を連結しての営業運転は当面続けられるとのことだった。
ところで、特急「サザン」に関して、「NANKAI グループ中期経営計画 2025—2027」(2025年3月策定)の中で、「特急サザンを新型車両に更新(2027年度末~)」と明記されている。10000系10004編成で現在採用しているホークスカラー(旧塗装)も、終了時期は「特急サザンの新型車両を導入する頃まで」とされていた。新型車両の具体的な登場時期など、南海の担当者に質問してみたところ、「さまさまな要素があり、現段階では未定」だという。ホークスカラー(旧塗装)の具体的な終了時期も未定とのことだった。













