クラシエ薬品は2026年7月31日、「夏の睡眠トラブルに関する実態調査」の結果を発表した。調査は2026年6月22日、全国の20代~50代の男女600人を対象にインターネット調査で実施した。
夏の睡眠トラブル経験者は約6割、20代が最多
6月~9月の間に睡眠トラブルを経験したことがあるか尋ねたところ、62.3%が「経験したことがある」と回答した。年代別では20代が68.0%と最も高く、若年層ほど夏の睡眠トラブルを抱える傾向がみられた。
睡眠の悩みは「眠りが浅い」が最多、室温・湿度管理の難しさが背景に
睡眠の悩みでは、「眠りが浅い」が53.5%で最多となり、「寝つきが悪い」が53.2%、「夜中に目が覚めてしまう」が50.3%と続いた。年代別では、20代~40代は「寝つきが悪い」が上位となった一方、50代では「夜中に目が覚めてしまう」が最多だった。
睡眠トラブルの背景では、「室温・湿度の管理の難しさ」が60.2%で最も多く、「ストレス」を大きく上回った。年代別でも全世代共通で「室温・湿度の管理の難しさ」が1位、「ストレス」が2位となった。3位は20代が「屋内外の寒暖差疲れ」、30代・40代が「生活習慣の乱れ」、50代が「夜間の尿意」となり、年代によって違いがみられた。
睡眠トラブルは日中の眠気や倦怠感にも影響
睡眠トラブルによる日中の不調では、「日中の眠気」が53.2%、「倦怠感、体の重だるさ」が52.9%となり、いずれも半数を超えた。
年代別では、20代は「日中の眠気」が高く、「倦怠感、体の重だるさ」は最も低かった。一方、40代は「倦怠感、体の重だるさ」が最も高く、「日中の眠気」は最も低くなり、年代によって不調の現れ方に違いがみられた。
漢方視点でみる夏の睡眠トラブルと対策
漢方では、夏は「熱」や「湿」の影響を受けやすく、発汗によって「気」や「血」が不足することで睡眠トラブルにつながると考えられているという。ストレスによって体内に熱がこもる「熱タイプ」、疲労や栄養不足による「気血両虚タイプ」など、睡眠トラブルのタイプ別の特徴を紹介した。
また、夏の睡眠トラブル対策として、体を冷やしすぎないことや就寝前のスマートフォン利用を控えること、入浴やストレッチを行うこと、生姜など体を温める食材を取り入れることを勧めている。







