国土交通省は28日、都市鉄道の混雑率調査結果(2025年度実績)を公表した。都市部の路線における最混雑区間の混雑率も公開しており、2025年度も日暮里・舎人ライナーに次いで西鉄貝塚線が混雑率の高い路線に。前年度を上回り、2025年度の混雑率は169%となった。
西鉄貝塚線の最混雑区間は「名島→貝塚」間。2025年度、最混雑時間帯(7時30分から8時30分まで)の輸送力は前年度と同じく1,488人(2両編成×6本)だが、輸送人員は2,520人に増加(2024年度は輸送人員2,443人、混雑率164%)。2025年度の混雑率は169%で前年度を上回った。
現在、西日本鉄道は貝塚線で既存車両(600形)の老朽化に伴う車両置換えを進めており、2026年2月から7050形を導入。その後のダイヤ改正で平日朝ラッシュ時間帯の貝塚行を増便するなど、混雑率の緩和を図っている。7050形は2027年度までに計18両(2両編成×9編成)を導入予定。貝塚線の保有車両を1編成増やすことで、輸送力も増強する。
なお、貝塚駅周辺において、JR九州が鹿児島本線(千早~箱崎間)に新駅を設置し、JR貝塚駅として2027年春に開業予定。西鉄貝塚線においても交通環境の変化が見込まれている。

