国土交通省は、都市鉄道の混雑率調査結果(2025年度実績)を7月28日に公表した。東武野田線は3区間に分けて混雑率を公開しており、2025年度はすべての区間で混雑率が上昇。最混雑区間の「新船橋→船橋」間は混雑率123%(前年度は119%)となった。

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    東武鉄道が野田線(東武アーバンパークライン)に導入した5両編成の新型車両80000系

野田線の列車は6両編成だったが、東武鉄道は2022年、「東武アーバンパークラインに新型車両を導入するとともに、現行6両編成の列車を5両編成化する」と発表。「現在のご利用状況を踏まえ、新型車両導入に際し同路線で運行される列車の1編成あたりの両数を6両から5両に変更することで、従来型の車両についても使用電力量を削減しながら、適正な列車本数の維持に努めることで、より一層の効率化とサービスの両立を目指します」などと説明した。

2025年3月に5両編成の新型車両80000系がデビュー。既存の60000系も5両化改造を順次実施しており、将来的に野田線の列車は5両編成に統一される。

国土交通省は野田線の混雑率を「北大宮→大宮」「初石→流山おおたかの森」「新船橋→船橋」に分けて公開。2024年度、「北大宮→大宮」間は最混雑時間帯の7時30分から8時30分まで輸送力1万764人(6両×13本)に対し、輸送人員1万1,318人、混雑率105%、「初石→流山おおたかの森」間は最混雑時間帯の7時10分から8時10分まで輸送力8,280人(6両×10本)に対し、輸送人員8,031人、混雑率97%、「新船橋→船橋」間は最混雑時間帯の7時20分から8時20分まで輸送力9,936人(6両×12本)に対し、輸送人員1万1,845人、混雑率119%としていた。

2025年度は3区間とも最混雑時間帯と列車本数の変更はないものの、5両編成の車両が導入された後ということもあり、輸送力に変更が生じている。「北大宮→大宮」間は輸送力1万350人(5.8両×13本)に対し、輸送人員1万1,421人、混雑率110%、「初石→流山おおたかの森」間は輸送力8,004人(5.8両×10本)に対し、輸送人員8,131人、混雑率102%、「新船橋→船橋」間は輸送力9,660人(5.8両×12本)に対し、輸送人員1万1,877人、混雑率123%。輸送力が変化する一方で輸送人員は増加しており、すべての区間で混雑率が上昇する結果となった。