「私は食べますよ。私は芝居でそれを見せますから」――杉本哲太が、2日に放送された日本テレビのバラエティ番組『メシドラ ~兼近&真之介のグルメドライブ~』(毎週日曜12:45~ ※関東ローカル、TVer・Huluで配信)で、群馬県藤岡市を巡る旅へ。三國連太郎さんから受けた衝撃を告白したほか、61歳の現在も週3回トレーニングへ通う理由も明かした。
小林薫の姿に「10年後もやってるんだな」
杉本と兼近大樹、満島真之介が待ち合わせたのは、明治時代に養蚕技術の研究・教育が行われ、富岡製糸場とともに世界遺産へ登録されている高山社跡。兼近は杉本とドラマで共演した経験があり、「親のような、兄貴のような役」「新宿の神社で、長尺で会話させてもらった」と当時の撮影を振り返った。
移動中、現在61歳の杉本は、週に多い時で3回、トレーニングジムへ通っていることを告白。そこで頻繁に顔を合わせるのが、74歳の俳優・小林薫だという。
「行けると週3ぐらいジムに行くんだけど、必ずいる、薫さん」と明かし、小林の姿を見るたびに「俺は10年後まだトレーニングをやってるんだな」と、将来の自分を思い描けると話した。
俳優という仕事では、70歳になっても馬に乗り、アクションや殺陣に挑む役が来る可能性がある。「『体動かないから』って蹴っちゃえばそれまでだけど、オファーが来たからにはやりたい」といい、年齢を重ねても体を動かせる状態にしておくことが大切だと語る。
トレーニングを始めたのは50歳の頃。映画の撮影で突き飛ばされて倒れる芝居をした際、中指をくじき、自身の衰えを実感したことがきっかけだった。
「あ、今体を鍛えないともうこのままダメになるな」と危機感を抱いて始め、約10年間継続。「10年やってると、だいぶその貯金ができるよね」と手応えを明かした。
俳優デビューのきっかけは“不良役”のオーディション
16歳でデビューした杉本のキャリア初期の話題にも。横浜銀蝿が所属する事務所から歌手としてデビューした杉本は、その後、嶋大輔と一緒にドラマのオーディションを受けたという。
受かるとは思っておらず、「もう適当な態度でやっていたら、逆にそれが良かったみたいで。不良役のオーディションだったから」と、思わぬ形で俳優の道が開けた経緯を説明。60歳でInstagramを始めると、当時のツッパリ役から応援しているというファンからもコメントが届いたそうだ。
三國連太郎さんの一言に「もうすっげえなって思った」
満島から、人生を変えた人物を聞かれた杉本が挙げたのは、29歳頃に映画で共演した三國連太郎さんだった。
三國さん、田中邦衛さん、奥田瑛二、杉本の4人で、座礁した後、冬の知床の海から命からがら逃げ込む場面を撮影。実際には真夏の日活のセットに作られた鍾乳洞で、「寒い、寒い」と演じていた。
杉本は飢えた状態を表現するため、食事を控えて撮影に臨んでいた。その姿を見た田中さんや奥田も食べないようにしていたが、三國さんは「私は食べますよ。私は芝居でそれを見せますから」と静かに告げたという。
杉本はその言葉に「目が覚めた」といい、「もうすっげえなって思ったのと、同時に生半可な気持ちじゃできねぇというふうに思ったね」と、俳優として受けた衝撃を振り返った。
【編集部MEMO】
『メシドラ』は、兼近大樹と満島真之介がゲストを迎えて台本なし、仕込みなしのグルメドライブを敢行。直近では、山本耕史、玉山鉄二、森崎ウィン&鈴木伸之、山崎賢人&山田裕貴&小栗旬(※スペシャル)、桝太一、寺田心、唐沢寿明、DJ KOO、鶴見辰吾&北村有起哉、EXILE AKIRA、大東駿介、野間口徹&松尾諭、高橋文哉、戸塚純貴、八嶋智人、前田公輝&工藤阿須加、佐久間大介(Snow Man)&椎名桔平、坂東龍汰、成田凌、竹内涼真、丸山智己&加藤諒、槙野智章、奥田瑛二、関口メンディー、藤木直人らが出演している。
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