フジテレビの宮司愛海アナウンサーが2日、東京・台場の同局で行われた初エッセイ『すみません、今まで黙ってたんですけど…』(双葉社)の出版記念ミニ会見に出席。これまで公にしてこなかった自身の結婚式について、書籍で初めて明かした。
同書には、宮司アナが一言一句、自ら書き上げた約8,000字の「今まで黙ってた結婚式エッセイ」を収録。当初は約6,000字を想定していたが、書き進めるうちに分量が膨らんだという。
結婚式ではなく、自分の人生観を書く
ポッドキャストで結婚式の話をしようと思いながら、タイミングを逃し続けていたという宮司アナ。書籍化に際し、番組プロデューサーから「結婚式の話をエッセイで書いたらいいのでは」と提案され、執筆を決めた。
ただし、自分の結婚式を知ってほしいという思いから書いたものではない。宮司アナは、結婚を通じた家族との絆の変化や、自身の将来像に対する考え方の変化を描いたと説明し、「自分の人生観と改めて向き合う機会になった結婚式のエッセイです」と語る。
公にしてこなかった出来事を文章として世に出すことについては、「自分への戒めというとあれなんですけど、約束をする気持ちで書きました」と告白。家族がいかに大切かという当時の思いを形として残すことで、「将来の自分が読んだ時に、もう一度その時の自分の気持ちに立ち返っていけるのではないかと思いました」という。
亡き母が妹のために作ったベール
書籍には、ウエディングフォトも収録されている。その写真で宮司アナが身に着けているのは、亡くなった母が妹の結婚式のために手作りしたベール。妹からそのベールを受け継ぎ、自身の結婚式でもかぶったという。
宮司アナは過去に、母の闘病について自ら手記を公開した経験がある。その際、同じ境遇にいる人から「励まされた」というメッセージが数多く届き、自分の経験を公にすることで、誰かの背中を押すことがあると実感したそうだ。
今回の結婚式エッセイが誰に、どのような形で届くのかは分からないが、「自分が心の内に抱えている葛藤とか、思いの変化とかを外に出すことは、一定の意味があるんじゃないかと思います」と想像。
父や妹、弟も発売日にそれぞれ書籍を購入したというが、宮司アナは、家族について詳しく書いた一冊を「ある種、父も含めて家族へのラブレターみたいなところが正直あります」と表現した。








