シマノは、トレイルとコミュニティの持続的な発展を支援するプロジェクト「Shimano Trail Born」の最新映像を公開した。

今回のドキュメンタリー動画では、大阪府箕面市のマウンテンバイクパーク「とどろみMTBフィールド」を舞台に、地域と共生しながら育まれてきたマウンテンバイク文化を紹介している。

  • 大阪府箕面市のマウンテンバイク文化を紹介するドキュメンタリー映像「Shimano Trail Born」

    「Shimano Trail Born」最新映像

大阪北部に位置する箕面は、都市部に近接しながらも豊かな里山環境が残るエリアで、多くのマウンテンバイカーが集う場所として知られている。ライダー同士の交流を通じて独自のMTBカルチャーが形成されてきた一方、その背景には地域との関係づくりや里山保全活動の積み重ねがあったという。

箕面MTB友の会は、マウンテンバイクが里山の新参者と見られていた時代から、トレイル整備や里山保全活動を継続。地域住民との対話を重ねながら、走行環境の整備だけでなく、里山を支える一員として活動してきた。そうした取り組みによって地域との信頼関係が育まれ、現在のマウンテンバイク文化の基盤になったとしている。

  • 箕面MTB友の会のメンバーによるトレイル整備活動

    箕面MTB友の会の活動の様子

その後、活動は行政との協力関係へと発展し、「とどろみMTBフィールド」の開設につながった。現在も友の会は施設運営に加え、箕面の里山との共生を重視した活動を続けている。

映像では、箕面のMTB文化を象徴する取り組みとして「熊鈴」のエピソードも紹介している。ハイキング団体からの提案をきっかけに、ライダーが熊鈴を付けて走行する習慣が広まり、友の会がマナーブックにその考え方を取り入れた。現在では熊鈴とあいさつが地域のマウンテンバイク文化の一部として定着しているという。

  • 熊鈴の着用ルールを掲載した箕面MTB友の会のマナーブック

    「熊鈴」について記載されたマナーブック

また、箕面のトレイルは大阪に本社を置くシマノの社員にとっても身近なフィールドであり、ライダーとしてその魅力や価値を実感していることから、箕面MTB友の会の活動支援につながったとしている。

シマノによると、今回の映像はトレイルそのものではなく、その背景にあるコミュニティの物語に焦点を当てた作品である。地域との信頼関係や仲間たちの地道な活動によって育まれてきた箕面のMTBカルチャーを、地元・大阪から世界へ向けて発信するとしている。

シマノは今後も「Shimano Trail Born」を通じて、トレイルやコミュニティを支える人々に光を当てながら、持続可能なマウンテンバイク文化の発展を支援していくとしている。

【動画概要】
・タイトル:Building a Mountain Bike Community in Minoh, Osaka | Shimano Trail Born | SHIMANO
・動画URL:https://youtu.be/7or5azFgdWY?si=uFFrC1E5Bse2tqtz