JR西日本は23日、「山口デスティネーションキャンペーン」(山口DC)が開催される10~12月に山口県内で運行する観光列車の概要を発表した。「SLやまぐち号」において、「貴婦人」の愛称で親しまれる蒸気機関車C57形が復活。新山口~津和野間で運行する。
「SLやまぐち号」の運転日は10月3日から12月20日までの土休日(10月10日と12月6日は運転しない)とされた。下りは新山口駅10時52分発・津和野駅13時6分着、上りは津和野駅16時12分発・新山口駅18時0分着で運転され、途中の湯田温泉駅、山口駅、仁保駅、篠目駅、長門峡駅、地福駅、鍋倉駅、徳佐駅に停車(上りは地福駅と仁保駅を通過)する。
蒸気機関車に牽引される35系客車は、SL全盛期に活躍した旧型客車の趣を再現しつつ、現代の機能を備えた車両。全席指定席で、車内販売も行う。
おもに山陰本線を走る観光列車「○○のはなし」は、10~12月も土休日を中心に運行。下りは新下関駅から下関駅・長門市駅経由で東萩駅へ、上りは東萩駅から仙崎駅・長門市駅・下関駅経由で新下関駅へ向かう。山口DC期間中、一部の日を除く金曜日と月曜日に、特別列車として「○○のはなし81・82号」も設定。新下関~長門市間で運行され、途中の滝部駅から角島へ向かう「下関オープントップバス」に接続する。
観光列車「はなあかり」は10月10日から12月20日まで、一部を除く土休日に新山口駅から岩国駅まで運行する。上りは新山口駅11時14分発・岩国駅12時56分着、下りは岩国駅15時9分発・新山口駅16時50分着とされ、途中の防府駅、徳山駅、柳井駅に停車する。全席グリーン車以上の設備を備え、沿線地域にちなんだ車内装飾やおもてなしを展開。10月2・5日に山陰本線でも特別運行を実施するとのこと。
各列車の指定券は、運転日の1カ月前10時から「e5489」および「みどりの券売機」、駅の「みどりの窓口」などで販売する。「SLやまぐち号」と「はなあかり」に関して、一部座席を対象に観光と宿泊を組み合わせた旅行商品も8月下旬頃に先行販売予定とされている。

