この大会の魅力を、黒田アナは、準決勝進出者発表の生配信で共演したガクテンソク・奥田修二の言葉を引用して「『ダブルインパクト』でしか優勝できない芸人さんがいる」と紹介。2本のネタが完全に別物だからこそ、「『ダブルインパクト』でしか見られないネタもあると思います」と期待を込める。
中屋敷氏は、「本当に“芸人”というものを深く知れる大会」と表現。「予選で何百組も見ていく中で、芸人さんのすごさを感じるきっかけが多い大会だと日に日に実感します。だから視聴者の方にも、他の大会以上にファイナリストのことを好きになってもらえるきっかけの番組にしたいです」と意欲を示す。
宮森氏は、前回大会でセルライトスパが決勝進出を決めた後に「両方辞めなくてよかった、両方諦めなくてよかった」としみじみ語っていたことが忘れられないといい、「片方だけを磨くだけでも大変なのに、両方に挑んできた苦労とひたむきな努力を、より多くの人に知ってもらいたいです」と使命感を語る。
さらに、漫才とコントの両方を見ることで「笑いがブーストする感覚」もあるという。漫才で見せた関係性の後に、全く別の世界観のコントが立ち上がる。逆もまた然り。その落差と幅が、二刀流ならではの面白さを生み出しているようだ。
芸人同士でよりリスペクトされる“二刀流芸人”
漫才・コントの両方できる芸人とは、どんな存在なのか。
中屋敷氏は、かまいたち、サンドウィッチマン、ニューヨーク、さらば青春の光といった実力派芸人の名前を挙げ、「両方を諦めずにどちらも頑張りたいというマインドでやり切っていることと、どちらでも結果を出してしまう才能がある。もちろん一つのことを貫き通している芸人さんもすごいし、カッコいいんですけど、両方やっているすごさは、特に芸人さん同士ではよりリスペクトされているところもあるみたいです」と語る。
大会を続けていくことで、これまで片方しかやっていなかった芸人がもう一方に挑戦し、新たな可能性を見せる場にもなっていく。
『ダブルインパクト』プレゼンツとして放送した二刀流ネタを見せる特番『お笑いダブルステージ』(6月28日放送)では、M-1王者のトレンディエンジェルが見せたコントに、反響が大きかったという。
「トレンディエンジェルさんのコントを初めて見たけど、めちゃくちゃ面白かったという声を多く頂きました。そういう芸人さんの今まで見たことのない顔や、新しい可能性が見えるというのも、この大会の意義だと思います」(宮森氏)

