晴れの国おかやま観光キャンペーン推進協議会は、「森の芸術祭晴れの国・岡山」に(2027年秋開催)に先駆けて、参加アーティスト「蜷川実花 with EiM」が手がける特別列車「プロトピア行き列車」を10月10日から津山線と姫新線で運行すると発表した。
「森の芸術祭晴れの国・岡山」は、岡山県北部12市町村(津山市、高梁市、新見市、真庭市、美作市、新庄村、鏡野町、勝央町、奈義町、西粟倉村、久米南町、美咲町)を舞台に開催される国際芸術祭。初開催だった2024年に続き、2027年秋に2回目が開催(期間は9月18日から11月23日まで)が開催される。現代美術を中心に、多彩な分野のアーティストが参加し、土地の風景と文化に寄り添った作品を各地で楽しめるという。
「プロトピア行き列車」はキハ47形1編成(2両編成)を使用し、芸術祭の開催に先駆けて発表される先行発表作品という位置づけに。緑豊かな風景の中を走る津山線など舞台とし、鮮やかな花々に彩られた華やかな列車が新たな景色を生み出すとのこと。津山線の岡山~津山間と姫新線の津山~中国勝山間で運行され、運賃は通常運賃と同額とされている。車両運用上の都合により、急遽変更となる場合がある。
「プロトピア」とは、理想郷でも悲観的な未来でもなく、日々の小さな改善を積み重ねながら現実をより良くしていく視点だという。芸術祭では、この考えを「前に進む森」の姿に重ね、芸術祭を起点として自然や文化の基盤を次世代へつなぐことをめざす。なお、「プロトピア行き列車」は完成形ではなく、2027年秋の新たな展開を経て完成を迎える予定。芸術祭の開催に向けて進化していく過程そのものも、大きな魅力のひとつとされている。
蜷川実花氏は、写真を中心として映画、映像、空間表現も多く手がけるクリエイター。近年は「蜷川実花 with EiM」として、クリエイティブチーム「EiM(エイム)」とともに大規模なインスタレーションを手がけている。
