元プロ野球選手で野球解説者の高木豊氏が11日、YouTubeチャンネル『高木 豊 Takagi Yutaka』で公開された動画「【徹底分析】阪神の個人成績がエグい!! でもなぜ独走できないのか? 『気になる懲罰…』佐藤輝明のホームランを量産するには? 阪神の現状について語る! 【プロ野球】」に出演。藤川球児監督率いる阪神が、後半戦も独走はしないと思う理由を語った。
チームを取り巻く空気感に高木豊氏が抱く印象
動画公開日翌日の12日終了時点で79試合を戦い、43勝35敗でセ・リーグ首位の阪神。打率、打点トップの佐藤輝明、本塁打トップの森下翔太や10勝1敗の高橋遥人など個人成績は上位をほぼ総ナメしている状況だが、チームの勝敗は今ひとつ伸びず。2位の巨人とわずか1ゲーム差、3位のヤクルトとも2.5ゲーム差と、Aクラスは僅差での戦いとなっているが、後半戦に入って他を引き離す可能性があるか問われた高木氏は、「あんまりならないような気がする。このまま団子状態になってくると思う」と即答。
その理由として、高木氏はまず「1つは、勝ってもノリが悪いっていうかさ。イケー! みたいなのがないよね」とチームを取り巻く空気感に言及。「去年はあったよね。やっぱり新鮮味があったからね、監督が変わって」「今年は連覇ということでちょっと構えてるよな」と、前年のリーグ優勝と今季の連覇への期待がかえってチームの雰囲気に変化をもたらしているとの見方を示した。
さらに、高木氏は「厳しさも必要だよね」と前置きしながらも、現在の首脳陣について「懲罰交代とか、暴投を投げたら代えるとか、そういうこともあるけども。まだまだ彼らも発展途上だしさ、『そういうこともあるわな』と大きく大局的に構えといたほうがいいと思うしね」「みんな少し堅苦しく見えるんだよね」とコメント。
「ミスはいけないけど、でもそればっかりを気にしてるというか、そんな感じがするんだよね」「ミスをしちゃいけないという人間の集団になってるような感じがする。だからもうちょっと伸び伸びやらしちゃったほうがいい」と、連覇へのプレッシャーや失策への恐れから選手たちが本来の躍動感を欠いている現状を指摘し、そこをほぐすことが、混戦を抜け出すための鍵になるのではないかと予想していた。
【編集部MEMO】
横浜大洋ホエールズ、横浜ベイスターズ、日本ハムファイターズなどで活躍した高木豊氏。1985年、当時の監督である近藤貞雄さんの発案で、加藤博一さん、屋鋪要氏、高木氏というチームの俊足打者が1番、2番、3番と並ぶ「スーパーカートリオ」を結成したことでも知られる。現役引退後は、アテネオリンピック日本代表内野守備・走塁コーチや横浜DeNAベイスターズのヘッドコーチなどを務めた。YouTubeチャンネル『高木豊 Takagi Yutaka』では、野球界ニュースの解説やゲストを招いた対談動画が公開されており、ダルビッシュ有がゲストとして登場した動画「【遂に登場!!】ダルビッシュ有が見た『大谷翔平』と『佐々木朗希』の可能性とダルビッシュの“人間力”」は300万回を超える再生数を記録している。
