ドン・キホーテを展開するPPIHグループの新業態「ロビン・フッド」は"スーパーみたいでスーパーじゃない"をコンセプトしたスーパーマーケット。「スーパーみたいでスーパーじゃないをコンセプトしたスーパーマーケット」ってもう日本語としておかしな気もしますが……? ドンキマニアの筆者が実際に訪れ、確認してみました。
「スーパーみたいでスーパーじゃない」は本当か
訪れたのは、ロビン・フッド4号店目となる、静岡県沼津市にある香貫店。沼津駅から車・バスで15分ほどの住宅街にあります。現時点では最も首都圏から近い店舗です。
ロビン・フッドは2026年中は東海エリアのみに展開することが発表されていますが、2027年以降は関東にも店舗ができるのだそう。PPIHグループがスーパー「オリンピック」を買収したことで、2027年以降は関東のオリンピックが順次ロビン・フッドへと転換される予定です。家の近くのスーパーがオリンピックの方は楽しみですね。
ロビン・フッド香貫店は静岡県初出店で、もともとピアゴだったのを転換し6月26日にオープン。 2846.50m2のワンフロアで生鮮食品・食料品・日用品・コスメ・衣類・ペット用品などが揃います。1階は食料品・2階に日用品や衣類、というスーパーは多いですが、ワンフロアで全部揃うのは珍しいし地味に便利です。
店内をまずは1周してみます。入口から入ってすぐの場所には衣類・日用品・電化製品などがありますが、ドン・キホーテと比べると整然と棚に並んでおり、ドンキの「ジャングル」感は皆無! 売れ筋がぎゅっとコンパクトに並んでいる印象です。
奥に進むと食品売り場です。驚いたのはドン・キホーテの商品&プライベートブランド「情熱価格」のものはそこまで多くないこと。お菓子売り場には比較的あった印象ですが、その他食品や雑貨などにあまり「情熱価格」商品を見かけなかったことは意外でした。あくまで「ドンキとは異なる業態のロビン・フッド」だと位置づけられているのでしょう。
個人的に、最初「スーパーみたいでスーパーじゃない」というコンセプトを聞いた際には「いや、ドンキも最近では生鮮食品をたくさん取り扱う店舗が増えているし、ドンキみたいなスーパーなんでしょ?」と思っていました。しかし、ワンフロアで生鮮食品から日用品まで取扱うこと・非食品比率が多いこと(店全体の4割近くが非食品を占める)は、実際に買い物をしてみると確かにどこか「スーパーとは違う」違和感がありました。
お菓子が並ぶ棚を見ていたと思ったら流れで唐突にリカちゃんがでーん! と登場するなど、「スーパーにいたと思ったら急におもちゃ屋さん!?」みたいな急展開にはドキドキします。しかしお子さま連れで買い物をしている方にとっては、下着もトイレットペーパーも電源タップもキャベツも同じフロアで買えるのはかなり便利かもしれません(リカちゃん買って! と言われて時間をロスしてしまう可能性も十分にありますが)。
お惣菜コーナーでは「なにこれ!」の連発
それではお店を1周したので、実際にお買い物をしてみましょう。ロビン・フッドで何が人気なのか? あまり情報が得られていない状態で訪れたのですが、この日は香貫店オープンから4日目ということもあり、大半がロビン・フッド初心者。親切にもこれまでの3店舗でのヒット商品ランキングPOPがありました!
気になったのはお惣菜コーナーの「うどんバイキング」。うどんは讃岐うどんorきしめんを選び、1パック214円。好きな出汁と、天かすやわかめなどの具材を好きな量入れることができるものです。単純に安いし、自分で選べるのは嬉しい!
人気ナンバーワンはこちら! 圧倒的に安いおにぎりです。税込85円(税抜78円)からと破格ですが、85円のものは「だしごはん」と具材がないためかこの日はあまり売れておらず、106円のツナマヨや枝豆ひじき、おかかなどのおにぎりが売れていました。
お惣菜コーナーには手のひら2枚分くらいありそうなサイズのチキンカツが323円など、「なにこれ!」とワクワクするお惣菜もたくさんありました。
生鮮食品売り場では「ドンキらしさ」も垣間見え……
続いては生鮮食品売り場です。サラダが「面」で陳列されており、彩りに思わず目を奪われます。
こちらはヒット商品2位の「さわやか風味乳酸菌飲料10個入り」(171円)と5位の「キャンディーチーズ120g」(279円)。乳酸菌飲料は1本17.1円!?
冷凍の黒豚まんカレーは6個入りで214円! コンビニの原価かと思うほどです。というか裏面の説明を見るとコンビニでも使用している業務用なのでは……?
ドンキといえば有名な「ラベルレスツナ缶」はロビン・フッドバージョンのパッケージになっていました!
ボリューム陳列によるワクワクと、圧倒的な安さはさすがドンキの仲間……といった感じで、日常使いで訪れるのにも楽しそうだなと思いました。
ロビン・フッドならではの食品を買ってみた!
さて、筆者は「ロビン・フッド」ならではの食品を5点購入しました。
まずは「うみゃ~棒」です。ロビン・フッド1号店の甚目寺店ではオープンして1ヶ月で1.5万本を販売、累計販売数は38,412個も売れた大ヒット商品とのことで、ワンハンドで食べられる肉まきおにぎりなんです。現在は照り焼き味、ねぎ塩味、ヤンニョム味、バーベキューマヨ味の4種があります。一番売れていた照り焼き味を購入しました。
さて、ここからはロビン・フッドのオリジナル食品ブランドの「安っ・得っ・速っ・楽っ」シリーズです。パッケージに記載のマークを見れば迷わずにすぐその特徴が分かるシリーズで、ロビン・フッドが時短や調理の手軽さを最も重視していることがわかります。
「レタスが主役のサラダ」は累計販売個数1,415個。国産野菜が8品目たっぷり180g入りです。地味に消費期限が3日あったことも助かるポイントでした。「得っ」のマークがついており、お手頃で高品質な商品です。
続いては手間いらずな商品についている「楽っ」マークのついた「レンジで簡単! ちゃんちゃん風銀鮭西京蒸し」。なんと容器ごとレンジ加熱すれば1品完成するのです。
パッケージのラップ部分にフォークなどで数か所穴を開け、600Wで4分半加熱すると完成しました! 骨取り済なのも細やかです。野菜と魚が同時に食べられるメインメニューになるのにレンジのみで完結するのは嬉しい。お皿に移し替えずにそのまま食べることもできますし。
続いては美味しさと時短がどちらも叶う「速っ」の「おさかな豆腐ハンバーグの照り焼き」。こちらもヒット商品POPに記載されており、ロビン・フッドでこれまでに2,292個売れていました。
最後はコスパ最強商品の「安っ」の「国産わかめスープ」。
1袋で30杯分のわかめスープとのことで個包装されていないことも安さの秘訣のようです。
インスタントだし安いし……と思っていたのですがちゃんとわかめと出汁の味がしっかりしていてかなり美味しかったです! 自分でごまをふればさらに美味しくなりそう。
前述のように、来年以降はスーパーのオリンピックが順次ロビン・フッドへ転換予定です。ワクワクとオトクがどちらも叶う、「スーパーみたいでスーパーじゃない」ロビン・フッドが私たちの家の近くにやってくるのを楽しみに待ちましょう!



























