湿気がまとわりつく、本格的な夏が近づいてきた。外に出た瞬間、条件反射的にザワつく皮脂腺。あぁ、どこか涼しい場所で冷たいものを流し込みたい。細胞レベルで悲鳴をあげる昼下がり……。

こんなときはかき氷もいいが、もっと手軽に、そして喉と心を潤してくれる冷涼なドリンクが必要だ。そこで今回は、ジャンルの異なる2つの注目メニューをご紹介。舞台はゼッテリアとなか卯だ! ……えっ、なか卯でドリンク? 意外な展開に刮目せよ!

飲めるプリンの誘惑! ゼッテリア「プリンシェーキ」

まずは、ロッテリアの進化系として注目を集める「ゼッテリア」へ。

ここはバーガーやポテトもさることながら、シェーキがめちゃくちゃウマい! 昔から好きだったけど、実はシェーキって1972年のロッテリア創業以来からの人気メニューらしいね。高校生の頃もめちゃくちゃ流行ってたし、歴史があるな〜。

今回のお目当ては新登場の「プリンシェーキ」。「デザートシェーキ」というコンセプトで開発されたこの商品、実物を見てみると……

うっ、美しい……! この黄金のグラデーションよ! 期待が膨らみまくる。もう絶対ウマいでしょ、これ。

横から見ると、プリン&キャラメルのレイヤーがくっきりと目視できる。ミステリアスや……。

さっそくストローを差し込み、まずは混ぜずに一口。ズズズッ……

……うわっ、うめぇぇぇ〜〜〜……。ヤバッ、めっちゃうめぇぇぇ!!!! なめらか〜〜〜ッ!!!!

これぞまさに飲むプリン。驚くほどなめらかでとろみがあり、プリンのコクとバニラシェーキのやさしい甘さが絶妙に溶け合う。舌の上でプリンの旨みが広がっていく感覚は、もはや快楽に近い。甘美。芳醇。最高に好きだわ……。

このままグラデーションを楽しんでもいいのだが、せっかくなのでストローで全体をよく混ぜてみると、底に溜まっていたキャラメルソースが全体に広がり、味わいが一変!

キャラメルのほろ苦さとコクが加わることで、バニラの甘さが引き立ち、より奥行きのあるリッチなデザートへと進化。飲むたびにプリンの塊が当たったり、ソースが濃い部分があったりと、食感と味が変化していくのが楽しくて、夢中で吸い続けてしまう。

これが350円~で味わえるのは控えめに言っても神……! プリン好き、シェーキ好きはぜひぜひ味わってみてほしい。

清涼感溢れる、なか卯の伏兵「ゆずネードスカッシュ」

続いて、丼ぶりと京風うどんを売りにする「なか卯」。多くの人は「なか卯でドリンク?」と困惑すると思う。が、実はここ、季節限定のドリンクが密かにファンの心を掴んでいるらしいのだ。

現在、夏季限定で販売されているのが「ゆずネードスカッシュ」。国産のゆず果汁、ピューレ、そしてゆず皮を使用したシャーベットをソーダで割るという、こだわり満載のオリジナルドリンクである。「なか卯」のロゴが入ったカップ……初めて見たけど、なんかちょっと可愛くない?

さっそく飲んでみると……

……くぅぅぅ……沁みるッッッ……!!!! 陽光に晒された身体に沁み渡っっていく! うめぇーーー!

炭酸の心地よい刺激と、ゆずの鮮烈な酸味が喉を駆け抜ける。甘さのバランスも完璧で、後味も驚くほどスッキリしている。どうやら今年は、昨年よりも甘さを控えめにしたらしいので、おそらくそのあたりに勝因があるのだろう。

ゆず皮のほんのりとした苦みと風味が重なり、大人も子どもも満足できる奥行きのある味わいになっている。はちみつの風味が全体を優しくまとめつつも、ゆず本来のフルーティーな香りが鼻を抜ける。ああ、生き返る……。

なか卯の親子丼をかき込んだ後の“締め”としても完璧だし、単品でテイクアウトして、灼熱の街歩きのお供にするのも最高だ。むしろ、「なか卯」のロゴ入りカップを見せびらかしながら、肩で風を切って歩いてほしい。

甘いデザート系と、スッキリ爽快系。その日の気分や気温に合わせてこの2杯を使いわけるのが、今夏の賢い過ごし方になりそうだ。これからさらに厳しくなる暑さ。バテてしまう前に、ぜひ試してみてほしい。きっと、重たかった体がふっと軽くなるような、至福の離脱体験を味わえるはずだ。