アリナミン製薬が、胃の不調を経験したことがある20〜60代の男女1,028人を対象に実施した調査で、76.1%が夏場に焼肉や唐揚げなどの脂っこいものを食べた後の胃の不調が年齢とともに増えたと回答した。
「年齢に関係なく感じやすい」と答えた人を含めると、その割合は85.0%に達し、夏特有の食生活が胃の不調に影響している可能性も示された。
調査によると、夏に摂取量が増える飲食物として最も多かったのは「アイスコーヒーなどの冷たい飲み物」(61.4%)で、「かき氷やアイス、そうめんなどの冷たい食べ物」(54.1%)が続いた。
一方で、「焼肉や唐揚げなどの脂っこいもの」が増えると答えた人は20.4%、「カレーや麻婆豆腐などの辛いもの」が増えると答えた人は18.6%だった。
また、夏場に脂っこいものを食べた後の胃の不調を実感し始めた時期については、「20代後半」が15.9%で最も多く、「30代前半」が14.7%、「30代後半」が14.2%で続いた。20代後半以降で胃の不調を自覚する人が増える傾向がみられた。
夏に感じる胃の不調について尋ねたところ、「胃もたれ」が58.2%で最多となり、「胸やけ」が31.8%、「胃痛」が20.5%だった。
その一方で、胃もたれや胸やけ、胃痛などに胃酸が関係していることを「よく知っていた」と回答した人は17.0%にとどまった。
さらに、市販の胃薬を服用した際に「一時的には良くなるが、しばらくするとまた症状がぶり返す」と感じた経験について聞いたところ、「よくある」が14.9%、「たまにある」が34.5%となり、計49.4%が症状の再発を経験していた。
調査では、夏の胃の不調は加齢や夏バテだけではなく、冷たい飲食物や脂っこい食事など夏特有の食生活とも関係している可能性が示された。


