6月28日、横浜で開催される「サンリオフェス2026 in みなとみらい」のステージにて、2026年の「サンリオキャラクター大賞」の最終結果が発表となります。かわいいキャラクターたちがアツい戦いを展開した最終結果発表を前に、過去10年のランキングとこれまでの変遷をたどってみましょう。

2016年~2025年の上位10キャラクターの一覧

昨年、2025年の「サンリオキャラクター大賞」では、ポムポムプリンが1位に。2022~2024年はシナモロールが3連覇していただけに、この結果は大きな“変化”となりました。

  • 2016年~2020年

    2016年~2020年

  • 2021年~2025年

    2021年~2025年

では、サンリオキャラクターの人気は、この10年でどのように変わってきたのでしょうか。過去10年のランキングを振り返ると、シナモロールやポムポムプリンといった上位常連の強さに加え、クロミや「はぴだんぷい」など、近年存在感を増しているキャラクターの勢いも見えてきます。

最多首位はシナモロール、2025年はポムポムプリンが返り咲き

過去10年の結果を見てみると、まず目立つのはシナモロールの強さです。

シナモロールは2017年、2018年、2020年から2024年まで1位を獲得しており、近年のサンリオキャラクター大賞を象徴する存在といえます。白くてふんわりとしたビジュアルや、やさしい雰囲気、グッズ展開の幅広さなどが、長く支持されている理由かもしれません。

一方、ポムポムプリンも安定感では負けていません。首位を獲得したのは2回だけですが、この10年で6回も2位に輝くなど、過去10年を通して上位にいるキャラクターのひとりです。さらに今年は30周年という記念イヤーを迎え、世代を越えて愛され続けるポムポムプリン。最新の中間発表では1位となっており、最終順位に期待が高まります。

クロミの躍進にも注目

過去10年のランキングで、大きな変化として挙げたいのがクロミの躍進です。

2005年デビューのクロミは以前から人気キャラクターではありましたが、2010年代後半はトップ10内の後半に位置する年も多くありました。しかし、2020年代に入ると順位をどんどんと上げ、近年では3位、4位といった上位に定着しています。

クロミの魅力は、それまでのサンリオキャラにはなかった、少しダークで個性的なキャラクター性にあります。黒いずきんや小悪魔的な雰囲気は、王道の“かわいい”とはまた違った魅力があり、ファッションや推し活、SNSとの相性も良いキャラクターです。また、クロミの名言集が出版されるなど、その性格や表現にも注目が集まっており、子どもから大人まで幅広いファンを獲得しています。

「はぴだんぷい」人気で“再評価”の流れ

また、近年のランキングでは、ハンギョドンやタキシードサム、あひるのペックルといったキャラクターの存在感も見逃せません。これらのキャラクターは、男のコキャラたちで結成された「はぴだんぷい」のメンバーでもあり、「はぴだんぷい」の人気上昇とともにキャラクター大賞でも順位を上げてきました。

ここ数年でトップ10入りが定着しつつあるキャラクターのひとりハンギョドンは、どこかゆるく、少しクセのあるビジュアル。多様化する今の“かわいい”の感覚とも相性が良いのかもしれません。

タキシードサムも、レトロ感のあるデザインや丸みのあるシルエットは、近年の昭和・平成レトロブームと親和性があります。

そしてあひるのペックルは、中間発表で「はぴだんぷい」のメンバーで最高の7位にランクイン。1990年デビューの古参キャラの躍進に頼もしさを感じます。

過去10年のサンリオキャラクター大賞を振り返ると、人気の傾向は以前よりも多極化しているようにも感じられます。王道のかわいさ、癒やし、個性、レトロ感、ゆるさ……サンリオキャラクターの魅力は、ひとつの軸だけでは語れなくなってきています。

最新の順位は…

5月12日に発表された第2回中間順位発表では、1位がポムポムプリン、2位シナモロール、3位ポチャッコ、4位クロミ、5位ハローキティとなっています。

昨年首位のポムポムプリンがこのまま連覇を達成するのか、シナモロールが再び王座を奪還するのか、クロミやポチャッコらがさらにランクアップとなるか……。最終結果発表が楽しみですね。

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