大井川鐵道は22日、同社の広報担当・山本豊福氏が主催者の1人となって実施している「応援鉄ツアー」の第8弾として、「大井川鐵道名物広報・山本豊福と行く 全線開通おめでとうございます! くま川鉄道と鹿児島列車旅」を10月3~5日に実施すると発表した。

  • 大井川鐵道のEL急行列車

    大井川鐵道のEL急行列車

「応援鉄ツアー」は、各地の被災した路線および被災から立ち上がった路線、利用者減少が顕著になりつつある地方路線を「乗って応援する」ことを基本テーマに実施している企画。第8弾では、2022年9月の台風で被災して以降、現在も一部区間が不通となっている大井川本線に加え、第1弾でも訪問したくま川鉄道を再訪する。

くま川鉄道は2020年7月の豪雨災害で甚大な被害を受けた後、一部区間で運転を再開し、2026年9月20日に全線開通を迎える予定となっている。その他、JR指宿枕崎線や肥薩おれんじ鉄道なども訪ねる行程とされ、山本氏が全行程に同行する。

  • くま川鉄道の列車

    くま川鉄道の列車

初日の10月3日は静岡駅南口を9時に出発し、新金谷駅から家山駅まで大井川鐵道のEL急行(12系客車を使用)に乗車。その後、富士山静岡空港から鹿児島空港へ移動し、黒酢桷志田、有村溶岩展望所を訪ね、桜島港17時30分発の桜島フェリーで鹿児島港へ向かう。

2日目の10月4日は、長崎鼻で開聞岳を望んだ後、山川駅からJR指宿枕崎線の列車に乗車。「JRグループ日本最南端の駅」とされ、ホームに記念標柱がある西大山駅を見学する。その後、くま川鉄道の人吉温泉~湯前間を往復乗車する。くま川鉄道社長の永江友二氏も同行し、復旧までの道のりなどを話す予定だという。

  • 指宿枕崎線の西大山駅(撮影 : 金盛正樹)

    指宿枕崎線の西大山駅(撮影 : 金盛正樹)

  • 肥薩おれんじ鉄道の列車(撮影 : 金盛正樹)

    肥薩おれんじ鉄道の列車(撮影 : 金盛正樹)

最終日の10月5日は、人吉市内から青井阿蘇神社を訪ね、大井川鐵道の早期復旧を祈願する。川内駅から出水駅まで肥薩おれんじ鉄道の列車にも乗車し、鹿児島空港から富士山静岡空港へ戻る。募集人数は40人、最少催行人員20人。旅行代金は1人1室利用で12万5,000円、2人1室利用で12万2,500円。大井川鐵道公式サイト内ツアー情報ページで申込みを受け付ける。