東京都荒川区は、ふるさと納税の体験型返礼品「機関車の乗車体験&作業体験」をJR貨物の隅田川駅で6月14日に開催したと発表した。JR貨物関東支社隅田川駅・隅田川機関区の協力によって実現した企画で、荒川区へふるさと納税を行った人を対象に、普段入れない貨物駅構内で特別な体験を提供したという。

  • 体験イベントのために集まった機関車

    体験イベントのために集まった機関車

当日はコンテンツを3つ用意し、機関車ミニ撮影会、コンテナを貨車に積み込む荷役機械の運転台添乗体験、現場扱い転てつ器の操作体験を実施。参加者がそれぞれの体験場所へ向かう際に機関車や車掌車に乗ることもでき、貨物駅構内を移動する時間を楽しんだ。

機関車ミニ撮影会にて、普段は運行していない車両も登場。参加者は並んだ機関車を撮影した後、機関車の運転席に座り、運転士気分を味わった。荷役機械の運転台添乗体験では、参加者がフォークリフトやトップリフターの運転台に座り、作業員と同じ視界でコンテナを貨車に積み込む作業を見学。現場扱い転てつ器の操作体験では、列車の進む方向を切り替える「てこ装置」を実際に動かし、貨物駅の安全で円滑な運行を支える設備や業務への理解を深めた。

  • 参加者は機関車の運転席に座り、運転士気分を味わった

    参加者は機関車の運転席に座り、運転士気分を味わった

  • トップリフターの運転台に添乗し、作業を見学した

    トップリフターの運転台に添乗し、作業を見学した

  • 駅職員から説明を受ける参加者

    駅職員から説明を受ける参加者

イベントに協力したJR貨物関東支社の担当者は、「参加者に楽しんでもらえたことから大きな手応えを得た」とコメント。「今回の体験型返礼品を通じて、貨物鉄道輸送の重要性を多くの人に知ってもらう契機になることを願っている」とのことだった。