「NHKだけはダメだとは言えない気がする」――民放連の早河洋会長(テレビ朝日会長)は12日の定例会見で、NHKが過去に制作したドラマをNetflixに提供することについて見解を示した。

  • 民放連の早河洋会長

    民放連の早河洋会長

「民放では同様の事業をすでに行っている」

NHKが過去に制作したドラマをNetflixに提供することへの受け止めを問われた早河会長は「NHKの名作ドラマを国際的に露出させたいのだろう」と推察。

その上で、「受信料で制作したコンテンツを海外の配信事業者に販売することの是非はNHKに尋ねてほしい」と前置きしながらも、「民放では同様の事業をすでに行っており、“NHKだけはダメだ”とは言えない気がする」と述べた。

一方で、公共放送であるNHKのコンテンツが受信料で制作されていることについても言及。「受信料で制作したコンテンツであることを踏まえれば抑制的であるべきと思う」としつつ、「過去に『おしん』が世界70か国で放送されたことなどを踏まえれば、一定程度は許容できるのではないかとも思う」と語った。

『あのちゃんねる』終了は「当該社において対応済み」

また、テレビ朝日系バラエティ番組『あのちゃんねる』の終了を踏まえ、民放連として制作現場に対するガイドラインを作成するなどの対応を考えているかとの質問も。これに対し、早河会長は「すでに当該社において対応済みと理解している」と回答した。