TBSの山本恵里伽アナウンサーが、9日に放送されたTBSラジオ『荻上チキ・Session』(毎週月~金曜17:00~)で、先日、事実婚をしたことを明かした。SNSで事実婚について、議論が交わされている。

  • 山本恵里伽アナウンサー

    山本恵里伽アナウンサー

この日の放送は、山本アナの提案で「事実婚」を特集。その本編に入る前に、山本アナは「私自身が先日、事実婚をいたしまして」と報告した。

法律婚ではなく事実婚を選んだ理由について、「名字を変えずに、私も夫も名字を変えずに家族になりたかったからというのが一番の理由なんです」と説明。「事実婚を選択した方の中にもいろんな理由の方がいらっしゃると思いますし、グラデーションがある。大切にしているものもそれぞれ違うと思うので、皆さんの声を聞けたらなと思って、今回提案させていただきました」と、同テーマを取り上げた経緯を語った。

パートナーと同棲を続ける中で、事実婚を選んだ理由をメインパーソナリティーの荻上チキ氏に聞かれると、山本アナは「やはり私たちは、家族になりたかったっていうのがあるんです」「事実婚契約の公正証書を作成して事実婚に至りました」と回答。

法律婚を選ばなかった背景について、荻上氏から「名字が変わることへの抵抗を両者が持っていたということなんですね」と確認されると、山本アナは「はい」と答え、「最初は私のパートナーは法律婚をしたいということだったんですけれども、それで最初は自分が山本姓に変わるよと言ってくれていたんです」という。

しかし、話し合いを重ねる中で「お互いにやっぱり名前を大事に思ってるねっていうことがどんどん分かっていって」といい、「結果としてお互いの意思を尊重して事実婚を選びました」と振り返った。

この発表にSNSでは「おめでとうございます」と祝福コメントが寄せられると同時に、事実婚についての議論が交わされている。

「選択的夫婦別姓があれば。法律婚で名字変えたくないし変えさせたくない」といった、山本アナが触れた「名字問題」について、昨今話題に上がる選択的夫婦別姓を望む声も散見される。

一方で、「事実婚って法的な効力はないから、する意味がないのでは?」といった声も寄せられている。事実婚の実情や、それを選択する人の過程・意図が世間にはまだ浸透していないことがうかがえる。