JR東日本は9日、夜行運転に対応する特急列車の名称を「ルナ・アズール」に決定したと発表した。2027年度初め頃に運行開始し、春季から秋季にかけて品川~青森間(上越線・羽越本線経由)で夜の運行、冬季に品川~長野原草津口間で昼の運行を予定している。

  • <!-- Original start --></picture></span>E657系を改造した新たな特急列車の名称は「ルナ・アズール」に。1号車のエクステリアデザインイメージ(JR東日本提供)<!-- Original end -->

    E657系を改造した新たな特急列車の名称は「ルナ・アズール」に。1号車のエクステリアデザインイメージ(JR東日本提供)

同社は昨年、E657系1編成(10両編成)を全席グリーン車個室タイプの座席に改造した新たな夜行特急列車を2027年春に導入すると発表。エクステリアは夜行列車(ブルートレイン)の記憶を受け継ぐ明るい青「メモリアルブルー」、真夜中から夜明けへ向かう時の流れを象徴する濃紺「ミッドナイトホライズン」という2色の青とそれらをつなぐ白いラインにより、夜明け前の一瞬の輝き「ブルーモーメント」を描き出すと説明していた。

新たな特急列車の名称に決定した「ルナ・アズール」に関して、「Luna Azul」はスペイン語で「青い月」を意味し、列車のコンセプトである「青色」「上質さ」「包み込まれるような心地よさ」「日常を離れた体験」を表現する言葉として命名したという。車体ロゴも制作され、10両編成の外装に配した「ブルーモーメント」を再構成し、「列車を包む10本の光線が形作る青い月」として表現している。

  • <!-- Original start --></picture></span>「ルナ・アズール」3号車のエクステリアデザインイメージ(JR東日本提供)<!-- Original end -->

    「ルナ・アズール」3号車のエクステリアデザインイメージ(JR東日本提供)

  • <!-- Original start --></picture></span>「ルナ・アズール」5号車のエクステリアデザインイメージ(JR東日本提供)<!-- Original end -->

    「ルナ・アズール」5号車のエクステリアデザインイメージ(JR東日本提供)

  • <!-- Original start --></picture></span>「ルナ・アズール」のロゴ表記例。商標登録出願中(JR東日本提供)<!-- Original end -->

    「ルナ・アズール」のロゴ表記例。商標登録出願中(JR東日本提供)

  • <!-- Original start --></picture></span>「ルナ・アズール」のロゴ表記例。商標登録出願中(JR東日本提供)<!-- Original end -->

    「ルナ・アズール」のロゴ表記例。商標登録出願中(JR東日本提供)

  • <!-- Original start --></picture></span>プレミアムグリーン個室、グリーン個室、ラウンジにも設備愛称名が付けられた<!-- Original end -->

    プレミアムグリーン個室、グリーン個室、ラウンジにも設備愛称名が付けられた

あわせて設備愛称名も発表。1・10号車のプレミアムグリーン個室は「ルナ・プレミアム」(夜の運行時1名・昼の運行時2名用。1号車のみ)と「ルナ・プレミアムワイド」(夜の運行時2名・昼の運行時4名用)、2~3号車および6~9号車のグリーン個室は「ルナ・コンフォート」(夜の運行時1名・昼の運行時2名用)、4・6・7号車のグリーン個室は「ルナ・コンフォートワイド」(夜の運行時2名・昼の運行時4名用)、「ルナ・コンフォートグランデ」(夜の運行時4名用)となった。6号車に車いす対応グリーン個室を計2室(1人用および2人用)設ける。5号車のラウンジは「ルナ・ヴィスタ・ラウンジ」に。ドリンク・スナック等の販売スペースも設ける

「寝台列車への想いを引き継いだ新たな夜行列車により、日常を離れた旅の体験を提案します」「鉄道の旅ならではのワクワクした気持ちを国内外の多くのお客さまに楽しんでいただくことを目指します」とJR東日本。なお、夜の運行時は10両編成だが、昼の運行時は4・8・9号車の3両を連結せず、7両編成での運行を予定している。