今、某ドーナツチェーンの新商品が話題な中、新たに"ドーナツ業界"で挑戦をしている企業がある。大手洋菓子店として昔から親しまれている「不二家」だ。なんと今回、不二家が「生ドーナツ」を発売したらしい。

  • 不二家の新商品「生ドーナツ」をゲット

    不二家の新商品「生ドーナツ」をゲット

担当者が語る「何が生なのか?」、商品の魅力も

「生ドーナツ」と聞くと毎回飛び交う"何が生なのか"論争。担当者によると、「これまで弊社で展開してきたドーナツは、常温保存のものでした。今回はチルドのドーナツに新たに挑戦しており、これを不二家では"生ドーナツ"と定義しています」とのこと。

今回新発売した生ドーナツ。押さえておきたいキーワードは「米油」「シャンテリークリーム」「ミルキー」の3つだ。

まず、最大のこだわりは「米油」で揚げること。これにより、軽やかな味わいに仕上げているという。また、全種類に同社自慢の「シャンテリークリーム」を使用。この「シャンテリークリーム」と口どけのよい滑らかなホイップクリームで、少し甘さは控えめなので、どんなスイーツとも合う。さらに、一般的な"プレーン"にあたる王道フレーバーとして、同社のロングセラーキャンディ「ミルキー」を採用している。

フレーバーはこのほか、「ストロベリー」「チョコレート」を加えた全3種類を展開する。

生ドーナツにたどり着く前から気分が上がる! 1つ1つが可愛いパッケージ

早速いただくことに。ペコちゃんの「スマイルマーク」が描かれたケーキ箱に入れてもらい、それだけでかわいくて気分が上がる。

  • ペコちゃんの「スマイルマーク」が描かれたケーキ箱

    ペコちゃんの「スマイルマーク」が描かれたケーキ箱

そして、箱の中をのぞくと1つ1つバーガー袋に包まれているようだ。

  • 1つ1つバーガー袋に包まれた新商品"生ドーナツ"

    1つ1つバーガー袋に包まれた新商品"生ドーナツ"

2024年9月にオープンした不二家ドーナツ専門店「ペコちゃんmilkyドーナツ」のロゴが施されたバーガー袋は、かわいいだけでなくどこか特別感も味わえる。

  • 不二家ドーナツ専門店「ペコちゃんmilkyドーナツ」のロゴが施されたバーガー袋

    不二家ドーナツ専門店「ペコちゃんmilkyドーナツ」のロゴが施されたバーガー袋

「不二家の生ドーナツ(ミルキー)」、不二家らしい王道の一品

まずは、「不二家の生ドーナツ(ミルキー)」(388円)から。一見するとかなり甘そうな印象を受けるが、実際に食べてみると甘さは意外にも控えめ。シャンテリークリームも主張しすぎず、ミルキーの風味を引き立てる脇役に徹している。

  • 「不二家の生ドーナツ(ミルキー)」(388円)

    「不二家の生ドーナツ(ミルキー)」(388円)

生地は一般的な"ふわふわ系"というよりも、ほどよい弾力があり、しっかりとした食べ応えがあるのも特徴だ。一方で、揚げ菓子らしい油の風味がやや残る印象もあり、個人的にはもう少し軽やかな後味だとうれしかった。ただ、米油を使用しているため、重たさやしつこさはなく、クリームが軽やかなので最後まで比較的食べやすく仕上がっていた。

  • 「不二家の生ドーナツ(ミルキー)」断面

    「不二家の生ドーナツ(ミルキー)」断面

シャンテリークリームとミルキーのクリームが少しずらした配置になっているので、シャンテリークリームメインで楽しめる箇所とミルキーのクリームメインで楽しめる箇所がある。飽きないよう工夫されていてありがたい。

個人的には、不二家でしか味わえないミルキーの味わいを楽しめるこのフレーバーが一番お気に入りだった。

「不二家の生ドーナツ(ストロベリー)」、果実感のあるジャムとクリームの相性抜群

続いて、「不二家の生ドーナツ(ストロベリー)」(388円)。こちらも甘さ控えめ。ジャムはいちごの果実感をしっかり楽しめる本格的な味わいだ。甘さ控えめのクリームとの相性が良いことは言うまでもない。

  • 「不二家の生ドーナツ(ストロベリー)」(388円)

    「不二家の生ドーナツ(ストロベリー)」(388円)

  • 「不二家の生ドーナツ(ストロベリー)」断面

    「不二家の生ドーナツ(ストロベリー)」断面

余談だが、このあたりから無性にコーヒーが飲みたくなってきた。すかさずコンビニでアイスコーヒーを購入し、一緒に食べたがブラックコーヒーとの相性もとても良かった。同社担当者もおすすめしていたが、ぜひアイスコーヒーなどのブラックコーヒーと一緒に食べてみてほしい。

「不二家の生ドーナツ(チョコレート)」、思ったよりビターで大人な味わい

最後は、「不二家の生ドーナツ(チョコレート)」(388円)。こちらは今回最も驚かされたフレーバーだ。チョコレートはかなり甘さ控えめで、ビターな味わい。なめらかなチョコレートクリームの口当たりとカカオの香りが相まって、上品な味わいに仕上がっていた。

  • 「不二家の生ドーナツ(チョコレート)」(388円)

    「不二家の生ドーナツ(チョコレート)」(388円)

  • 「不二家の生ドーナツ(チョコレート)」断面

    「不二家の生ドーナツ(チョコレート)」断面


3種類ともバーガー袋に包まれて提供されるため手を汚しにくく、サイズも比較的小ぶり。クリームも必要以上にあふれ出ないので、見た目のインパクトに反して食べやすい印象だった。

各社からさまざまな商品が登場し、ドーナツ市場が盛り上がりを見せる中、不二家ならではの味わいを表現した今回の商品は、SNSでもじわじわと話題を呼んでいる。

不二家が満を持して発売した「生ドーナツ」もぜひ"ご褒美スイーツ"の候補に入れてみてはいかがだろうか。