少年・少女の「不安」「葛藤」「痛み」を、鈴木福とあのW主演で描く、テレビ東京のドラマ『惡の華』(毎週木曜24:00~)の第7話が、21日に放送された。

SNSでは、「最後の祭りのシーンが良かった!」「毎回いいところで終わる」とのめり込む視聴者と「ぶっ飛びすぎてついていけない」「2人の気持ちが分かるようで分からないのにのめりこむ」と戸惑う声で真っ二つになっている。

  • 『惡の華』第7話より

    『惡の華』第7話より

秘密基地の火事の事件後、春日(鈴木)は仲村(あの)との計画の練り直しのことで頭がいっぱいになっていた。一方、春日は木下(須藤千尋)から佐伯(井頭愛海)が警察に自首したこと、今までに春日がやったことを両親がいる前で暴露され驚く。

警察が家に訪問してきて逃げ場を失った春日は、ある夜、仲村の誘いに救いを求めるように引き寄せられ廃屋に向かう。仲村に「このバッドで私の頭をグチャグチャにして」と頼まれるも、できない。

そんな春日に、「もう時間がない」と仲村。そして、ある計画へと動き始める。──夏祭りの日。連れたって祭りの会場を訪れた春日と仲村は、刃物を持って、山車を乗っ取る。そして山車の上に乗り、刃物を民衆へ向けて突きつけるが……?

この展開にX(Twitter)では、「ドロっとしたしんどさの中に、確かに救いを探している自分がいる」「すっかり虜になっている」「この令和の時代に、あの『惡の華』を原作に忠実にドラマ化してくれたことに感謝」「このコンプライアンスの時代によくテレ東頑張った」と、春日と仲村に感化されたかのようなコメントが上がった。

一方で、「あのちゃんの演技が怖い」「よく分からない」「理解しているとはいえないのに、なぜか毎週見てしまう」「毎回なにが起こるか分からないし、起こったことも分からないのに惹かれる」と、このドラマが持つ独特の感性に戸惑いながらも、本作を追っている視聴者の声もあり、対照的だった。

このほか、熱心にドラマのロケ地情報をポストしているユーザーも多く、深夜放送なのに視聴の熱量も高いことがうかがえる。

このドラマは、TVer、Disney+で見逃し配信されている。

【編集部MEMO】
『惡の華』第8話(28日放送)あらすじ
仲村(あの)のかつてない激白により、これからの人生を捨てる決意をする春日(鈴木福)。夏祭り当日、櫓の上で、1本の包丁を2人で持ち、大衆に突き出し叫び始める。警察が駆けつけるも、恍惚な表情で群衆を見下ろし、全身に灯油をかぶり、溜め込んだ思いを絶叫し続ける。ライターを持ち決意を固めた時に、春日が見た景色は、そして仲村が見た景色とは…。壮絶な中学編が終幕を迎える。