フランス発祥で、可愛らしい貝の形をしている焼き菓子「マドレーヌ」。その始まりには諸説あり、中でも有名なのが「昔、巡礼者にふるまうためにホタテの貝殻を型にして焼いた」というお話です。
そんな“原点”とも言える焼き方に挑戦した動画が、いま大きな注目を集めています。
フランス・パリで活動するパティシエ「Morihide YOSHIDA(@morihide_yoshida)」さんがInstagramに投稿したのは、実際にホタテの貝殻でマドレーヌを焼く様子を収めた動画です。
マドレーヌの原点? ホタテ貝の殻で上手く焼けるか、
(@morihide_yoshidaより引用)
まずは大きなホタテの貝殻に、ハケで丁寧にバターを塗り、粉をまぶしていきます。
そこへ生地を流し込み、焼き上げます。
こんがりと美味しそうに焼き上がったマドレーヌを、そっと貝殻から外してみると…
なんて美しい……!!
くっきりとしたホタテ模様が刻まれた、見事なマドレーヌが完成。これはまさに“原点”と呼びたくなる仕上がりです。
食べてみると“サクサクッ”という軽やかな音が響き、見ているだけで美味しそう〜!
なるほど……マドレーヌの貝の形ってこういうことだったのですね!
この投稿は大きな反響を呼び、再生回数240万回以上、7.7万件のいいねを記録(5月18日時点)。「感動以外に何もない!」「凄ーい!!!! 目から鱗」「ええっ…素敵過ぎる」「すご! 原初のマドレーヌってこうやって焼いてたのか…!」「マジであの模様なんなんや! って思ってたので感動的に納得しました これこそほんものや!!!」など、数々のコメントも寄せられました。
投稿主さんに聞いてみた
納得と感動が広がった今回の動画について、投稿主のYOSHIDAさんにお話をお聞きしました。
── 作ったきっかけなどございましたら、お聞かせいただけますか?
フランス菓子の理解を深めるYouTubeを去年末からやり始め、疑問に思っていた〝マドレーヌの始まり〟というテーマで諸説あるのですが、ホタテ貝で焼いた話があり、「本当に焼けるのか?」を確かめる為にマルシェでホタテ貝を買って作ってみようと思い立ちました。
── 作られたご感想と、通常のマドレーヌとの味などの違いをお聞かせいただけますか?
作った感想は、現在出回ってる金属の型より浅く広いので生地が2.5倍は必要で、しっかり焼けるまでにフチがカリカリになりました。そのフチのカリカリと中のしっとりのコントラストが通常サイズよりも美味しかったです。
── 今回のポストが大きな反響を生んでいますが、率直なご感想などはございますか?
Instagram、X共に250万視聴され、Instagramは7.7万いいねを頂き、正直、井上尚弥選手の試合の東京ドームが5万5千人だと思うと少し怖いくらいです。
パリのパティシエとしてはフランス菓子に興味を持ってない層の人達にも刺さったのが嬉しいですね。フランス菓子が面白いと思ってもらえたら最高です。
マドレーヌが貝の形というのは知っていても、実際にホタテの貝殻で焼く様子を見ると、その由来がぐっと伝わってきます。マドレーヌの奥深い世界に、惹き込まれちゃいましたね♪






