東武鉄道、野岩鉄道、会津鉄道、JR東日本東北本部は、「SL大樹・土津(はにつ)」を6月27・28日に下今市~会津若松間で特別運行すると発表した。旧国鉄会津線(現・会津鉄道)の会津田島駅から西若松駅までの区間において、SL運行は52年ぶりとのこと。
この特別運行に関して、日光と会津を結ぶ観光周遊ルートを確立し、会津エリアの活性化を図ることを目的として沿線自治体により設立された「SL大樹等観光列車運行推進協議会」と、東北復興の一助になることを目的のひとつとして、「SL大樹」の運行を行う東武鉄道、「ふくしまデスティネーションキャンペーン」を展開する野岩鉄道、会津鉄道、JR東日本の鉄道事業者4社が連携することで、実現に至ったとしている。
特別運行の列車は、会津藩初代藩主・保科正之公を祀る土津(はにつ)神社を由来とする「SL大樹・土津」と命名。下今市駅(東武鉄道)から会津田島駅(会津鉄道)まで「DL+SL+車掌車+客車3両」(計6両)の編成でディーゼル機関車の牽引、会津田島駅から会津若松駅まで「SL+車掌車+客車3両+DL」(計6両)の編成で蒸気機関車の牽引により運行される。
6月27日は下今市駅9時33分発・会津若松駅16時53分着で運行。途中の会津田島駅で2時間以上停車(12時22分着・14時40分発)するほか、芦ノ牧温泉駅で30分近く停車(15時51分着・16時19分発)を予定している。6月28日は会津若松駅9時30分発・下今市駅17時19分着で運行。途中の芦ノ牧温泉駅で30分近く停車(10時1分着・10時28分発)、湯野上温泉駅で30分以上停車(10時58分着・11時32分発)、会津田島駅で1時間半近く停車(12時20分着・13時45分発)、鬼怒川温泉駅で1時間近く停車(15時49分着・16時45分発)を予定している。
車内では、会津西街道沿い各地の歴史・自然・文化などを知るコンテンツとして、沿線地域のおもてなし(地元関係者によるアナウンスと商品配布)、停車駅での出迎え・見送り、旅のしおり配布、車内アナウンスを実施。特別運行日の6月27・28日、会津田島駅前広場で地元名産品など楽しめるマルシェも開催(各日10~15時)する。
「SL大樹・土津」に乗車する際、JR東日本びゅうツーリズム&セールス、クラブツーリズムが企画するツアー商品の購入が必要。東武トップツアーズは会津田島駅で撮影イベントも計画している。ツアー商品の詳細や申込み方法は後日、各旅行会社のサイト等で案内される。

