小田急電鉄は13日、今年度は鉄道事業に総額586億円の設備投資を行うと発表した。車両に関して、新型ロマンスカー(80000形)の車両設計を行うほか、通勤車両5000形の新造、3000形のリニューアルなどを計画している。

  • 新型ロマンスカーイメージ

    新型ロマンスカーイメージ

新型ロマンスカー(80000形)は、既存のロマンスカー・EXE(30000形)の代替であり、ロマンスカー・VSE(50000形)の後継と位置づけた車両で、2029年3月の就役(予定)に向け、2026年度に詳細設計を実施する。将来にわたるニーズを追求しつつ、沿線の自然豊かな風景との調和、多様な利用シーンに応える上質な乗車体験の実現をめざすという。

通勤車両に関して、2026年度は5000形(10両1編成、8両2編成)の新造を計画。車内は広さや明るさを一層感じられるように、車両間の仕切り扉と荷棚、座席横の袖仕切り部に大型強化ガラスを採用するほか、天井埋め込み形のLED照明により、空間の広がりを感じられる車内にするという。全車両に車いす・ベビーカー利用者向けスペースを設け、防犯カメラも設置することで、より安全・安心な車内環境を実現するとしている。

  • 通勤車両5000形の車内

    通勤車両5000形の車内

  • 通勤車両3000形の車内

    通勤車両3000形の車内

3000形(6両3編成)のリニューアルも計画しており、全車両に車いす・ベビーカー利用者向けスペースを設けるなど、誰でも利用しやすい車両に改修するとのこと。搭載する防犯カメラは、映像を運輸司令所など離れた場所からリアルタイムに確認できる機能を有し、緊急時における迅速な対応や正確な状況把握を可能にする。