「妻と知り合ってなかったら、そのまま自分の体なんかケアしてなかった」――俳優の鶴見辰吾と北村有起哉が、10日に放送された日本テレビのバラエティ番組『メシドラ ~兼近&真之介のグルメドライブ~』(毎週日曜12:45~ ※関東ローカル)で、それぞれ妻への感謝を語った。

  • (左から)鶴見辰吾、北村有起哉

    (左から)鶴見辰吾、北村有起哉

俳優を志したきっかけは「4人の女の子からの告白」

兼近大樹と満島真之介がゲストとともに旅する場所だけを決め、あとは自由に車を走らせてグルメを楽しむ同番組。今回は、鶴見と北村をゲストに迎え、群馬県太田市を巡った。

北村は、21歳の頃に巨匠・今村昌平監督の映画『カンゾー先生』に出演した際のエピソードを披露。監督からOKが出たものの、自身では納得できず「監督、もう一回やらせていただけませんかね」と申し出たところ、「これはオレの映画だ!」と怒られたことを振り返った。

中学1年生で初めてテレビドラマに出演したという鶴見は「“片平なぎさの弟役”一般公募というのがあって、当時片平さんが18歳、僕は12歳」と回顧。叔母が応募したことから選考に進み、審査には片平本人もいたという。

周囲の候補者は演技経験者ばかりだったが、鶴見は「やったことあるのは学芸会くらい」。それでも懸命に芝居を続けた中で、最も困ったのが「じゃあ笑ってみてください」という審査だった。ほかの候補者が笑う演技をする中、鶴見は「緊張して笑えません」と正直に伝え、「これで落ちたな」と思ったというが、3回ほどの選考を経て見事選ばれたという。

東京ドーム約4個分の敷地を誇る「ぐんまこどもの国」への道中では、北村が俳優を志したきっかけを語った。

父は、昭和の名優・北村和夫さん。しかし北村は、父から「お前もやってみるか?」と誘われたことは一切なかったという。転機となったのは、高校の文化祭でクラスの出し物として演劇をしたこと。「その時に手応えを感じちゃって」と振り返り、さらに「クラスの4人の女の子に告白された」と告白。「それでもう勘違いしちゃって、あれ? これなんかあるんじゃないかな?」と、俳優の道に進むきっかけになったことを明かした。

「ぐんまこどもの国」では、4人乗りの自転車や、漕ぐと横に動く自転車、電車風の自転車など、ユニークなアトラクションを満喫。大人4人が童心に返ってはしゃぎ、すっかりへとへとになる場面もあった。

鶴見辰吾、30代の苦しい時期を救った妻の存在

旅の最後に訪れたのは、太田商工会議所の1階にある「Casual Dining & Bar YOU NOTE」。店内では、満島真之介が「人生のバロメーターで行くと、今までで一番『うわ、キチ~』っていうときは?」と質問。鶴見は「30代だな」と答え、「来る役のこともあったのかもしれないし」「フレッシュでもないし」と、俳優として難しさを感じていた時期を振り返った。

その苦しさをどう解消したのかを聞かれると、鶴見は「やっぱり、うちの奥さんとの出会いが良かったんだろうね」としみじみ。「何やっても別に否定もしないし、なんか仏頂面してると『スマイル』みたいな感じなわけですよ。今は言われないけど、その頃は『はい、ニッコリ』とか言われてました」と明かし、「そうか、オレ、ニッコリしてないんだな」と気づかされたという。

そして、「軸足がしっかりしたって言うのかな。奥さんのおかげで」と、妻の存在に感謝をにじませた。

北村もまた、妻への感謝を口にした。大腸にポリープができた際、妻の知り合いの紹介で受けた内視鏡検査によって見つかったといい、「妻と知り合ってなかったら、そのまま自分の体なんかケアしてなかった」と振り返る。

仕事についても、妻は「波がいい時も悪い時もブレず。決してべた褒めもされないし」という距離感で寄り添ってくれる存在だと話し、俳優として、そして一人の人間として支えられていることを明かした。

この放送は、TVer・Huluで配信されている。

【編集部MEMO】
『メシドラ』は、兼近と満島がゲストを迎えて台本なし、仕込みなしのグルメドライブを敢行。直近では、EXILE AKIRA、大東駿介、野間口徹&松尾諭、高橋文哉、戸塚純貴、八嶋智人、前田公輝&工藤阿須加、佐久間大介(Snow Man)&椎名桔平、坂東龍汰、成田凌、竹内涼真、丸山智己&加藤諒、槙野智章、奥田瑛二、関口メンディー、藤木直人らが出演している。

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