きょう9日にスタートするフジテレビ系ドラマ『小さい頃は、神様がいて』(毎週木曜22:00~)の完成披露試写が同日、同局本社で行われ、舞台あいさつに北村有起哉、仲間由紀恵、小野花梨、石井杏奈が登場した。
ドラマの感想を求めれた主演の北村は「3家族が住むという設定で、それぞれの家族が織りなしている、本当に織りなしているなって。今日はテーマは織りなす(笑)」と笑いを誘いつつ、「どのご家族もそれぞれの背景を背負っていて、見事に織りなしているような、本当に優しい気持ちになれました」と満足げ。
妻役の仲間も、北村の意見に同意しながら「家族それぞれいろんなものを抱えながら一生懸命生きています。クスッと笑ってしまうようなシーンもありますが、ご本人は一生懸命生きている登場人物です。これからのストーリーの展開に期待してもらいつつ、最後まで見守っていただきたいと思います」とアピールした。
北村は、今作が地上波地上波GP帯ドラマ初主演。「本当に『えっ? いいんですか?』と。本当にそういうビジョンをイメージしてなかったので驚きましたし、岡田(惠和)さんのオリジナルの脚本で松任谷由実さんも新曲を書いてくださったし、すごい化学反応ができるんじゃないかなと、すごく光栄です」と恐縮しきり。
初めての座長でも、「いつも通りですかね。芝居はいつも通り楽しくスタッフと最後まで無事にやりたいなっていうことぐらいで。たまにちょっと座長らしく『座長とは?』みたいなことを考えたりしますが、崩壊しそうなので、いつもやってきたスタンスでという感じではあります」と自然体で撮影に臨んでいるという。
その北村とは12年ぶりの共演となった仲間は「前回ご一緒した時は時代劇で世界観も違いますし、役柄も敵対するような関係性でした。だいぶ殺気立っていて、間違えたらさらわれて命を狙われる世界観だったので、12年ぶりにご一緒できると聞いて殺気が取れて良かったです」と再会を喜んだ。
小野と石井も、今回10年ぶりの共演。小野が「(10年前の共演以降も)プライベートでご飯に行ったりしたので、10年ぶりという感じではありません。お芝居するとあの時のこと思い出したり、12年間のやりとりがあったからこそというのはすごく感じています」と、これまでの交流が役に生かされているという。
そんな小野と恋人関係の役柄を演じている石井は「恋人役以前に人間として大好きだから、2人の思い出を作ったりしたので、その時間が奈央(小野)と志保(石井)として生きる時間になればと思いながら演じています」と笑顔を見せていた。





