JR東日本八王子支社・長野支社は7日、中央本線(高尾~塩尻間)・篠ノ井線(塩尻~篠ノ井間)・信越本線(篠ノ井~長野間)の新型車両としてE131系を新造・投入すると発表した。2026年秋頃から営業運転を開始(予定)し、計60両(3両編成×20編成)を投入予定としている。

  • 中央本線・篠ノ井線などに導入するE131系外の観イメージ

    中央本線・篠ノ井線などに導入するE131系外の観イメージ

中央本線や篠ノ井線などに導入するE131系は、現行車両211系のカラーリングを踏襲した外観デザインとし、E131系特有のドット柄を採用して沿線の自然をイメージした前面デザインに。インテリアデザインは、アルプスの水の恵みをイメージしたブルーを基調としている。

客室内のロングシートは座席幅を拡大して快適性を向上させるほか、一部のドア上部のLED表示器に運行情報を表示することで情報提供の充実を図る。バリアフリー化も推進し、各車両に車いす・ベビーカー利用者向けのフリースペースと、車いす対応大型洋式トイレを設置。セキュリティ交渉のため、各車両の客室に車内防犯カメラをはじめ、非常通報装置も1両につき4カ所設置する。モニタリング技術を活用した車両搭載機器や、線路設備の状態監視機能により、故障の予兆を走行中に把握し、事前に対処することで安全性の向上を図るとのこと。

  • E131系の客室内イメージ

    E131系の客室内イメージ

  • E131系は中央本線(高尾~塩尻間)・篠ノ井線(塩尻~篠ノ井間)・信越本線(篠ノ井~長野間)に投入

    E131系は中央本線(高尾~塩尻間)・篠ノ井線(塩尻~篠ノ井間)・信越本線(篠ノ井~長野間)に投入

車両の側面にもカメラを設置し、乗務員が運転台から利用者の乗降を確認する機能など、ワンマン運転に対応した機器を搭載する。環境性能の向上も図り、主回路機器にSiC(炭化ケイ素)半導体素子を採用して車両の消費電力を抑制するという。