真実に、あと一歩まで近づいたはずだった。追い続けてきた“あの日”の断片が、ようやく一人の男へとつながる。だが、その口は固く閉ざされたまま――。兄弟はそれでも前に進むしかない。その矢先に起きた、ひとつの死。なぜ被害者は逃げなかったのか。残された違和感が、新たな闇の入口を静かに開いていく。

  • 『田鎖ブラザーズ』第3話より (C)TBSスパークル/TBS

    『田鎖ブラザーズ』第3話より (C)TBSスパークル/TBS

動き出す新たな事件――交錯する“過去”と“現在”

5月1日に放送されるTBS系ドラマ『田鎖ブラザーズ』(毎週金曜22:00~)第3話では、刑事の兄・真と検視官の弟・稔が長年探し続けてきた重要人物・津田(飯尾和樹)の所在がついに判明する。しかし、津田は末期癌で昏睡状態に。事件の真相に迫る決定的な証言は得られない状況だった。

31年前の事件以降、すべてを背負い続けてきた兄・真。その姿を見てきた弟・稔は、ある決断を下し、単独で行動を開始する。

一方、兄弟の管内では新たな事件が発生。住宅火災による放火殺人事件で、被害者は一人暮らしの20代女性。事件直前に連絡を取っていた友人によると、「東郷」という男につきまとわれていたという。

被害者は避難できたはずだが、その場に留まり命を落としていた。不自然な行動に疑問を抱いた真と稔。現場検証を進める中で、稔はある物証を発見する。それは、放火事件に隠された謎を解き明かす“鍵”だった――。

【編集部MEMO】
『田鎖ブラザーズ』は、子供のころに何者かに両親を殺害され、成長して刑事と検視官になった兄弟が、時効となった事件の犯人を追う完全オリジナルのクライムサスペンス。岡田将生は田鎖家の長男で刑事の田鎖真、染谷将太は田鎖家の次男で検視官の田鎖稔を演じる。2人は今回で6度目の共演。先に出演が決まっていた岡田が自ら染谷に連絡をして熱烈オファーし、染谷も「岡田さんとだから」ということが出演の大きな決め手となったという。